死ぬことについて

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燃えながら
崩れていく
ものがある。

次々に
形を壊して
いく。

最後は
燃えカスが
残るだけ。

それを
虚しい、と
表現することも
できる。

でもどうせなら、
カスすら
残らない生き方を
選びたい。

・・・・・・

可能であれば、
自分が
生きた証を
すべて
消し去りたい。

何も
残したくない。

自分の
存在そのものの
記憶も、
すべての人から
消し去りたい。

最初から
自分という存在は
なかったのと
同じこと、
にしたい。

いつからか
私は
そう思うように
なった。

だって
格好いいだろ?

そういう
生き方。

・・・・・・

ひっそりと
死にたい。

あれ、
そういえば
最近、
竹内さんいなく
なったね。

と、
ふと気づいたら
存在がない、
という風に。

お墓にも
入りたくない。

本当は
骨も残したく
ないが、

まぁ、
海かなんかに
まくか、

いや、
別に海じゃ
なくてもいい。

骨を砕いて
風に飛ばして
しまえばいい。

それも
面倒なら、
そのまま
土に溶けるだけ。

一番迷惑の
かからない
方法で。

密かに、
がいいね。

・・・・・・

まだ私は
人生の目的を
ちっとも
果たしていない。

どころか、
まだ
本格的なスタート
すら
していないと
思っている。

そういった
意味では
死ぬわけには
いかないが、

しかし一方で、
一人の人間と
して、
という視点に
立てば、

あぁもう俺、
死んでもいいな、

思える瞬間は
毎日のように
ある。

それだけ
幸せなのだ。

幸せな瞬間

多過ぎるのだ。

でも今
死んだら、
カスが残って
しまう。

中途半端に
燃えただけで
一番、
汚なく
残りそうだ。

まだまだ、
だな。

つづく

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