守り続ける道

LINEで送る
Pocket

たくさんの
人達が
歩いていく
道。

一本道。

暗闇の中で
松明を
持っているのか。

光が
一本になって
進んでいく。

しかし、

きれいだな、

見惚れている
わけには
いかない。

今にも
その道は
壊れそうなのだ。

・・・・・・

強い風
なのか、

地震
なのか。

道そのものが
根底から
揺らされて
いる。

それでも
人々は、
粛々と

この道
しかない


信じて
歩みを止めない。

彼らの覚悟を
わかっている
からこそ、

私も
がんばらねば!
と。

・・・・・・

彼らを
守ることが
私に与えられた
使命だが、

そんなことが
できる自分
であるとは

到底
思えなかった
し、
今でも
思っていない。

それでも
やらねばならぬ
ことがある。

何を
やらねばならぬ
のか
わかってしまう
のだ。

わかったら
やるしかない。

・・・・・・

一人の人が
倒れそうだ。

慌てて
支える。

あ、
向こうの人も、

そのまた
向こうの人も。

もうみんな
限界の
ようだ。

どうやって
支えよう?

私に何が
できると
言うのだ?

でも、

次の瞬間に
わかって
しまうのだ。

何をやれば
良いか、が。

だから
やるしかない。

・・・・・・

こんな
弱々しく、
不安定な道が

なんだかんだ

維持され続けて
いる。

それ自体が
信じがたい
ことだが、

さらに
信じがたい
のは、

皆の歩み
だ。

明らかに
力強くなって
きている。

この状況の
中で。

ひょっとすると
もう
彼らに
道は必要ない
のかもしれない。

彼らは
勝手に
歩んで行ける。

そう
思った時に
初めて
気づいたんだ。

そうか。

彼らこそ
この道を
守り続けて
いてくれたんだ、
と。

これは
私達が
守るべき
道だったのだ。

・・・・・・

人は皆、

を探すが、

道自体に
力はない。

強くも
ない。

誰がそこを
通るか?

全てそこに
かかっている。

決めたら
行くしかない。

そして
守るのは
私達だ。

つづく

コメントを残す

*