枠は簡単に壊れた

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せっかく
自分を
小さく小さく
丸く丸くさせ、

この
狭い枠の中に
入れて
落ち着いて
きたのに。

この
タイミングで、

外側から
強引に
枠を壊そうとする
ヤツがいる。

もう
いい加減に
してくれ。

放っといて
ほしいのだ。

せっかく自分を
守るための
最高の方法を
編み出したのに。

・・・・・・

自分を
守ろうとすれば
するほど、

弱くなる。

怖くなる。

不安になる。

臆病になる。

守る力が
高まれば
高まるほど、

もっと
守らねば、

安心できなく
なる。

攻めの人生
も辛いが、

守りの人生

こんなに
辛いとは。

・・・・・・

ガッチリと
枠さえ
構築すれば、

あとは
安穏とできる

思い込んでいた。

でも
逆だった。

構築できた
その瞬間から
この
言いようのない
不安は
始まった。

そうか。

人間とは
こういうもの
なのか。

私は
間違った方向に
自分を
持っていって
しまったのか。

そう思ったが、
もう
遅い。

一度、構築
できてしまった
枠を

内側から壊す
のは
容易いことでは
ない。

この狭い
枠の中で、
じっとしている
しか
ないではないか。

・・・・・・

枠の人生。

枠そのものが
自分であると
思い込むように
なった。

枠の内側の
自分のことなど
いつしか
忘れて。

枠は
どう生きるか?

そればかりを
考えて
生きた。

枠が
壊れないこと。

壊れないように
さらに
強化すること。

不安の中での
その
探究こそが

私の人生と
なった。

・・・・・・

ところが、

突然、
内側から
叩き起こされた。

攻撃は
外からくるもの
だと
思い込んでいた
私は

パニックに
なった。

外側からの
防御は
強かった。

しかし、

内側から
壊しにくる存在に

どう対応すれば
よいのだろう?

・・・・・・

あっという間
に、
枠は
壊された。

というよりも
まるで
自らの意志の
ように
壊れてしまった。

全てが
壊れた後に、

それでも
残っているもの。

それこそが
本当の自分で
あると、
気づいたのは

もっと時間が
経ってからだ。

・・・・・・

本当は、

枠は
内側からしか
壊れない。

どれだけ
強固にしても、

内側からなら
簡単に
壊れる。

その時になって
初めて、

枠は私では
なかった、


気づく。

枠は私では
なかった。

では、
私とは
何だろう?

何者
だろう?

真本音の旅の
始まりである。

つづく

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