企業様のサポートを
していると、
大樹のような
太い幹の人間に
なりたい。
・・・と言われる人が
結構多い。
その気持ちは
私もすごくわかる。
私もそんな時期が
あったから。
しかし
大樹の本当に
凄いところは、
幹の太さ
ではない。
中心軸だ。
中心軸が
しっかりとしている
からこそ、
太い幹になれるのだ。
・・・・・・
人としての
中心軸をしっかりする、
ということは
イコール、
人生の中心軸を
持つ
ということだ。
よく、
仕事と人生を
分けて考えている人も
多い。
人生は人生。
仕事は仕事。
その考えのもとで
数々の実績を
上げている人も
いる。
しかし残念ながら、
その分け方(分離)
によって、
その人の本来の力
を発揮できている人を
私は見たことがない。
人生に対する向き合い方は
そのまま
仕事に対する向き合い方と
一致する。
人生の中心軸を
持っていない人は、
何をあーだこーだ
言っても、
所詮、
仕事の中心軸は
その人本来のものではなく
脆弱だ。
しかし
仕事の能力のある人は、
脆弱な中心軸でも
それなりの成果を
出してしまう。
だから
自分はできる。
自分は
これでいい。
となるのだが、
いやいや、
私がいつも思うのは、
そういった
能力のある人ほど、
人生の中心軸と
仕事の中心軸を
一致させれば良いのに、
そうすればその人は
もっともっと素晴らしい
成果を
もっともっと多くの人が
深く喜べる仕事を
創り出すことが
できるのに、
・・・ということだ。
そういった人は
多い。
もったいない
というやつだ。
能力だけで
勝負している。
能力だけで
「できた」つもりに
なっている。
本当に
もったいない。
・・・・・・
人生の中心軸とは
具体的には何か?
ということだが、
これはその人によって
最も最適な視点が
あり、
様々な表現方法が
ある。
しかしあえて、
最大公約数的に
私がオススメするのは、
単純なことだ。
『私は人生で、
何を成し遂げたいか?』
の
答えを持つ
ということだ。
恐らくは、
難しい問いだろう。
人によっては
一生かかっても
本当の答えは
見つからないかも
しれない。
でも、
大丈夫。
今の自分が
本当にそうだ、と
思える答えを
持てばいい。
途中で、
やっぱり違った
となってもいい。
「やっぱり違った」
は、
成長の証だ。
大事なのは、
今、本当にそう思える
こと。
もし、
その「今の答え」すら
見つからないようなら、
「見つけようとする」
ことだ。
つまりは、
上記の問いと
毎日、
真摯に向き合い続ける
ことだ。
それだけで
自然に
無意識的に
人生の中心軸と
今の自分の生き方や
仕事のやり方が
一致を始める。
とても大事な
問いだ。
しかし
そういったことを
考えることを放棄
してしまっている
人は多い。
それは逆に
キツい生き方だ。
人生の問いと
真摯に向き合いながら
進む生き方は、
実はとても
楽な生き方なんだ。
自然に大樹に
なっていけるんだ。
つづく