子どもの頃に
戻った感覚で、
心の中で
ブランコに乗ってみよう。
とても気持ちのいい
ブランコだ。
自分にとって
最も気持ちのいい
大きさの弧を描き、
最も気持ちのいい
風を感じながら、
いつまでも
ブランコを
漕ぎ続けよう。
これを続けるだけで、
何となく
エネルギーが
満ちてくるのが
わかるかな。
何となく
心の中に
光が宿ってくるのが
わかるかな。
子ども心
というのは
大事でね。
大人になると、
まるで自分はもう
大人である、
と
みんな思い込む。
しかし
そんなことはない。
子ども心は
ずっと私達の中に
あり続ける。
子ども心という
言い方に抵抗が
あるならば、
ちょっと表現を
換えよう。
「今を楽しみたい心」
と
言えばいいかな。
私達はみんな、
今を楽しみたいと
願ってるんだ。
人間の本能の
一つだと
私は思うよ。
・・・・・・
そもそも、
「楽しむ」とか
「楽しい」
というのは
どういうことだろう?
それは
感覚的なことかも
しれないが、
でもたまにはちょっと
その本質を
考えてみよう。
これ、
いろんな答えが
あると思うが、
一つ
私はこう思うんだ。
「楽しむ」
とは、
自分のエネルギーを
高めていること。
「楽しい」
とは、
そのエネルギーの高まりを
気持ちよく
感じ取っていること。
どうだろう?
まぁ、異論も
あるかもしれないけどね。
逆に言えば、
どうすれば私は
私のエネルギーを
ちょっとだけでも
高められるだろうか?
という問いを
持つことは
有意義な気がするね。
で、
エネルギーの高まりそうな
ことを、
ほんのわずかでも
少しずつ
毎日、増やして行く。
すると、
「楽しみ」が
増えて行くんじゃ
ないかなぁ。
ほんのちょっとで
いいんだ。
でも、そうやって
「楽しみ」を増やすことは
人生の充実度を
明らかに
高めるよね。
だって、
エネルギーが
高まるんだから。
・・・・・・
心の中で
ブランコに乗る
だけでも、
ちょっと楽しくなる。
だからさ、
楽しみなんて、
いくらでも
見つかるよ。
自分のエネルギーを
高める方法なんて、
いくらでも
見つかるよ。
見つけようと
思えばね。
つづく