自力で進もう

とする意思を

失ってはならない。

 

もちろん

私達人間は、

人との関わりの中で

生きている。

 

お互いが

助け合いながら

力を合わせながら

進むところに

人間としての

意義と価値がある。

 

しかし

本当の意味で

それを成すには、

 

その大前提として、

 

自分の人生は

自分のものだ。

 

自分の人生を

自力で進もう。

 

という

基本的なあり方が

必要だ。

 

これを持っている

人だからこそ、

 

逆に、

 

助け合いも

協力も

コラボも

相乗効果も

生まれる。

 

これを持っていない

人は

単なる依存しか

生まない。

 

もっと激しい表現を

使えば、

 

寄生

 

しか生まない。

 

人に、

人の人生に、

寄生して

血をチュウチュウ吸いながら

生きる、

という「寄生」だ。

 

・・・・・・

 

逆に、

「寄生される」

のを

好む人もいる。

 

これ自体も実は

「寄生」の一種だ。

 

あまり

決めつけてはならないが、

 

でもあえて

短絡的に決めつけ風に

言えば、

 

「自分は立派な

人間だ」

 

と言っている人ほど、

「寄生される」

ことによって

人に寄生する生き方

を無意識に創り出している

傾向は高い。

 

実は何を隠そう

昔の私自身が

そんな風だったので

よくわかる。

 

最近、なぜか

その時代の自分の

振る舞いが

フラッシュバックすることが

増えている。

 

フラッシュバックしながら

いつの間にか

独り言で

「ごめんなさい」

と呟いている。

 

もう二度と

ああいうことはしないで

おこう

気をつけているが、

 

でもなぜ

最近、そんなことを

思い出すのだろう?

と、少し不思議に

思っていたら、

 

最近、

「寄生の空気感」を

そこかしこに

感じるからだ、と

思い至った。

 

嬉しいことに、

私のクライアントさんは

今、

人生を最速で進んでいる

人が多い。

 

皆、基本的には

「まずは自力で」

とがんばっている。

 

がんばりながらも

様々な人と出会い、

協力し合って進んでいる

のだが、

 

そこに私は

寄生の空気感を

どうやら

感じているようだ。

 

最速で進む人に

寄生しようとする人が

群がってきている

空気感だ。

 

それは世の常

とは言いながらも、

やはり、特にこれからは

注意しなければ

ならない。

 

コラボという名の

寄生に

ならないように。

 

・・・・・・

 

スモールスタート、

ビッグウェーブ。

 

最近、私が

心掛けている言葉

だ。

 

始めは小さく。

 

そして、

自然に大きくなっていく

波を創り出す。

 

自走する波を

生み出すには、

始めは小さく、

着実に、

が良いのではないか。

 

着実、とは

「本質を大事に」

という意味だ。

 

形ばかりの

華やかさや、

形ばかりの

ビッグウェーブは、

後で必ず

寄生を生む。

 

足の引っ張り合い

になる。

 

ちゃんと

本質を一つずつ

形にしていく。

 

根幹を

しっかりと

創り出し、

 

自然の摂理に

従った広げ方を

したい。

 

そう

思っている。

 

つづく