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自分の中に
希望が見えても、
それをすぐに
捨ててしまう人が
いる。
どうせ無理だ、
と。
もしくは、
今の私には
無理だ、
と。
そんな勿体無い
ことはしない方が
いい。
希望は
希望だ。
それは
大切にすれば
するほど、
心の中心核に
育っていく。
希望は
最初は甚だ心許なく、
弱々しいものかも
知れないが、
それをずっと
持ち続けることで
自分と一体化を
し、
そして
自分の中心核と
なる。
その中心核からは
芽が出、
茎が伸びる。
それは
自身の中心軸と
なる。
もちろん
花はそんなに簡単には
咲かないかも
知れない。
でも私達は
中心核と中心軸が
あるだけでも
毅然と生きることが
できる。
そういった
意味でも、
希望は
希望だ。
つづく
真実を知る
ということは
怖いことなんだろうな。
真実。
私のいつも使う
言葉で言えば、
実在。
あらゆる現象の
奥にある
本質。
でも、
怖いのは
最初だけだ。
実在がわかる
ようになると、
それはもう
いろんなものは
「わかって」
しまうが、
それでもまだ
「わからない」
ことは
本当にたくさんあり、
そして、
それらを全て
含めても、
そんなに
ひどいものでは
ない、
ということは
わかるよ。
そして、
思い切って
実在の
奥の奥の方まで
意識を向ければ、
そこには
確かに
「流れ」があるのも
わかる。
悠久の流れ。
それを
あるがままに
感じ取れば、
そこに
「希望」を
感じることも
できる。
私はその感覚を
『祈望』
と呼んでいる。
その希望は
祈りのような
ものだ。
現象のみを
見れば、
ひどいものも、
その奥の奥に
流れる
「祈望」を感じ取りながら、
その現象と
向き合えば、
今、自分が
ここで
何をすべきか、は
すぐにわかる。
そして
この現象の世界に
おいての
「祈望」の方向に
物事を進めることが
できる。
真実を
感じ取れば
取るほど、
やっぱり
自分次第なんだな、
我々次第
なんだな、
と
強く「わかる」ように
なった。
全て
我々が
やってるんだよ。
それが
「わかれば」
覚悟が
決まるよ。
つづく
今日、
ある人との出会いが
ありました。
その人は、
自分のことを
まったくわかっていない、
そんな人でした。
燦然と輝く
深くてとてつもなく明るい
パワーを持っているのに、
それに
まったく気づいていない。
そしてその光とは
真逆な人生を
送ってしまっている。
そんな人でした。
でも、
その人から送られてくる
真本音メッセージ。
それをキャッチし、
その人の
真本音の鏡となって、
その人が自らに対して
贈ろうとしていたメッセージを
そのまま
私はフィードバックしました。
すると、
その人の中に
まだ眠っていた輝きが
あっという間に
燦然と輝き出しました。
とは言え、
本来のその人の輝き
からすれば、
まだまだ
1000分の1。
でも、たとえ
1000分の1だとしても、
確かに
その人の輝きは
漏れ始めました。
溢れ
始めました。
まぁ・・・。
よくあること。
いつものことです。
みんなそうです。
みんなそうだし、
よくあること
なのですが・・・。
このような瞬間には
何千、何万と
出会ってきたのですが・・・。
それでもやはり、
泣けますね。
その人が
もともと持っている
本来の輝き。
それが
溢れ出す
その第一歩。
それは、
何度味わっても
やはり、
深い。
深い感動です。
・・・・・・
家に帰ってから、
ふと、
私の中に
『月』
が浮かんできました。
あぁなんか
懐かしいなぁ、と
思いました。
月・・・。
16年も17年も前。
それまでの私は
自分自身が
「太陽」になろうと
していました。
しかし
その「太陽」の光は
自分の本来の輝きでは
ない、
自分の本来の望みでは
ない、
そんな輝き方を
したままに
人に向けられて
いました。
その中で、
私は当時の人生の
ほぼすべてを
失うことになりました。
そしてその中で、
『真本音』
と出会いました。
人生のあまりの
苦しさに、
大袈裟ではなく
本当に
気が狂ってしまう直前に
自分の中の
真本音に気づかせて
いただきました。
そこから
人生が一変し、
自分が何をすればよいのか、
が
自分の光をどのように
活用すればよいのか、
が
一気に観え始めました。
今の私の
研修やコーチングの
スタイルは
その当時に始まったものです。
で・・・。
ふと、その当時に
自分が書いた文章が
確か、あったなぁ、
と思い出しました。
古いパソコンのデータの
中を探してみると、
ありました。
「私は月でありたい」
と書かれていました。
ちょっと
当時のその文章を
以下にそのまま
転載します。
・・・・・・
世界を変えるには
世界を変えようという
人間の意志が必要であり
その意志は
無理矢理に捻り出されたものではなく
自然に湧くものでなければならない
つまり
「私は世界を変えるために
世界一のリーダーになりたい」
という広大な夢を
自然に抱いてしまっている
根っからのバカ共を
私はサポートしたい
凄い奴らを
さらに10倍に凄くしたい
彼らを燦然と輝かせる
月でありたい
Moon of Your Wish
・・・・・・
なんか、
それこそ非常に
肩に力の入った
文章ですが、
でも本当にこれを今日、
ふと思い出したのです。
で、
これが私の願いの
原点だったな、と
改めて思い出しました。
文章の最後に
Moon of Your Wish
という言葉が
書かれてありますが、
私には似合わず
英語の言葉が
確か、その時自然に
浮かんだんですね。
で、当時の私は
この最後の一言を
じっと眺めていました。
Moon of Your Wish
頭文字を取ると
MYW。
MYW.
MyW。
おお、
My Wing。
マイ・ウィング。
・・・ということで、
当時は
マイ・ウィングという名前の
有限会社を
立ち上げたのでした。
私が
自分自身の真本音と
出会って最初に
創り出した一つの形。
それが、
マイ・ウィング
という会社。
「私の翼」。
そして
「あなたの希望を写す月」。
そんな願いを込めて・・・。
あぁ、
これが原点だったな、
と。
恐らく、
今日出会ったその人は
かつての
私自身だったのかも
知れませんね。
つづく