ある物事に対して
もし
言い訳の心が
浮き上がるとしたら、
自分の心は今、
整っていないのだな。
と
認識するとよい。
とは言え、
言い訳はダメ
だから、
言い訳は
しない!
と、
気合いを込めて
言い訳を止める
のも
ダメだ。
自然に
湧き出る心を
ただ
あるがままに
見つめてほしい。
その上で、
言い訳が
たくさん浮かぶ
ようなら、
まずは
心を整えるところから
始めた方がいい。
言い訳とは
合図だと
思えばいい。
「自分の軸が
ない」
という
合図だ。
本当は
すべての人に
「軸」
はある。
しかし、
それを忘れているか、
無視をしているか、
もしくは
その軸から
ズレた発想や行動を
しているか。
もちろん
軸なんて
考えたこともない
人もいるだろう。
たとえ考えたことが
なくても、
すべての人は
しっかりと
自分の軸を
持っている。
でなければ、
この世に
生まれることが
できない。
軸とは
生まれた時から
備わっているものだ。
軸を思い出すには、
「軸を作ろう」
としてはならない。
まずは
自分のすべての心、
あらゆる気持ち達を
観察することが
スタートだ。
そのためには、
何もせず
静かに自分と
向き合う時間を
創らねばならない。
現代人は
自分と向き合う
時間が
少な過ぎる。
そういった時間を
創る努力をせずに
「望む人生」も
へったくれもない。
何もしない
時間。
ただ静かに
目を閉じて、
移ろいゆく
自分の心に
目を向けるだけの
時間。
たとえ10分でも
いい。
そういった時間を
持つことが、
すべての始まり
だと
私は思う。
つづく