欲求

本当にほしいものは手に入る、のは本当です

「自分には力がないなぁ・・・。」

 

「もっとこういう力がほしいなぁ・・・。」

 

そんな気持ちが

心の底から芽生えたとしたら、

喜んでください。

 

なぜならその力は

必ず手に入るからです。

 

心の底から、・・・というよりも

魂から

「ほしい!」

と思えるものは、

必ず手に入るように

できているのです。

 

「ほしい!」という欲求は、

「これから私はそれを手に入れるよ」

という、

自分自身からのメッセージです。

 

覚悟の証です。

 

ただしその「ほしい!」は、

中途半端では

ダメです。

 

淀みのない「ほしい!」

であることが重要です。

つまりは、

真本音で思う「ほしい!」

ということですね。

 

真本音で「ほしい!」と

思っていることに気づいたら、

顕在意識の私達は、

「それを手に入れよう」

と決めましょう。

 

できるかどうか?

ではありません。

 

そんなのできっこない、

と思ったとしても、

決めてしまうのです。

 

結果が出るかどうか

わからない。

それを手に入れるための

行動ができるかどうかさえも

わからない。

まったく

自信がない。

 

・・・それでもよいのです。

 

ただただ、

「それを手に入れよう」と

決めればよいのです。

 

決める、

だけです。

 

もしその「決める」ことすら

できないのであれば、

「私はそれを手に入れる」

という言葉を

心の中で口ずさんでください。

1万回くらい。

 

いえ、

10万回口ずさんでも

よいです。

 

とにかく、

一日中、心の中で

口ずさんでください。

 

ある時、

あぁ決めれたな、

と思える瞬間が来ます。

 

真本音で「ほしい!」と

思っていることを、

顕在意識が

「手に入れよう」と

決めることで、

私達の中では

『一貫性』

が生まれます。

 

魂と心が

一本の方向性で完全に

結ばれた状態です。

 

それが起こると、

自然に私達の行動が

変わります。

 

意図せずとも、

その「ほしい!」ものを

「手に入れる」ための

今この瞬間の判断を

自然にするようになるのです。

 

それは、

ひらめきや直観として

認識されます。

 

「あっ、今こうしよう」

と淡々と思えるのです。

 

そうしたら

その通りに行動します。

 

一つ一つの行動は、

そんなに奇抜なことでは

ありません。

 

「今こうしよう」と

自然に思えることを

ただ淡々と、

一つずつ

積み上げていくだけです。

 

その継続により、

その「ほしい!」ものは

必ず「手に入る」のです。

 

継続が大事だ、

というのは本当です。

 

継続することで

大抵のものは

手に入ります。

 

ただしその継続の前には、

魂と心の一貫性が

大事であり、

そのためには

本気の「ほしい!」、つまりは

真本音の「ほしい!」

であることが大事なのです。

 

こんな力がほしいけど、

今の自分にはない。

悔しい。

本当に悔しい。・・・

 

もし本気でそう思えるのであれば、

喜んでください。

それはもう、

手に入ったも同然なのです。

 

つづく

 

真の成長とは、これまでの自分を壊すこと

私達は、

「これまでの自分の範疇」

であれば、

誰もが

存分に成長し続けることができます。

 

しかし、

ぐんぐんと成長をし続けると、

ある時、

一つの「境界」がきます。

 

その「境界」の先に進めば、

新しい世界、新しい自分が

待っています。

 

とは言え、それは自分とは

別物の自分

ということではなく、

本来の自分に一気に近づく

ということです。

 

その「境界」を越えれば、

とてつもない開放感と

自由を

手に入れることもできます。

 

ところが。

 

その「境界」を越えるためには、

「これまでの自分」を

手放さなければなりません。

 

もう少し激しい表現を使えば、

「これまでの自分」を

破壊する必要が

あるのです。

 

・・・これが、なかなか

できません。

 

「境界」まではぐんぐん進めますが、

「境界」の先へ

行けないのです。

 

「境界」の前で立ち止まり、

もといた世界に

戻っていってしまう人も

多いです。

 

しかし、

一度「境界」を見てしまった人が

もとに戻っても、

元通りの自分になれるわけでは

ありません。

 

だって、「境界」を

見てしまったのです。

 

その先の世界を

何となく感じ取ってしまったのです。

 

もとの世界に戻っても、

「なんで先に進まなかったんだよ!」

と、

自分で自分を責め続けることに

なります。

 

それが結構

きつい。

 

もとに戻っても、

以前よりも苦しみは

大幅に増してしまいます。

 

じゃあいっそのこと、

「境界」まで行くことすら

やめればいいじゃないか。

 

そう考える人も

いるかもしれません。

 

しかしながら、

それもできないのです。

 

なぜなら、

私達人間は

進化のために存在しているから

です。

 

私達の本能の中心には

進化欲求

があります。

 

それがある以上、

つまりは、人間である以上、

遅かれ早かれ

必ず「境界」の前まで

行ってしまいます。

 

しかも今は、

「早く境界まで行きたい!」

「早く境界を突破したい!」

と真本音レベルで望んでいる人が

本当に増えています。

 

その欲求が

世の中全体に新たな潮流をも

生み出しています。

 

まるで川の水が

川上から川下へ流れるように、

私達は止まっているつもりでも、

どんどん「境界」に向かって

進み続けてしまうのです。

 

ですから本当は

私達に選択肢は

ないのです。

 

「境界を突破する」

という選択肢しか

ないのです。

 

その事実を

受け止めること。

 

他には選択肢はないのだ、

と、ある意味

あきらめること。

 

それを

『覚悟』

と言います。

 

あきらめた方が

楽です。

 

思い切って「境界」を越えて、

その先の世界へ

行きましょう。

 

その先の自分、

つまりは、

もう一つ上の次元の自分に

なりましょう。

 

その方が

幸せです。

 

・・・というよりも、

それこそが、私達人間の

真の幸せです、

と言った方ががよいですね。

 

一度、「境界」を突破できた人は

「境界を突破」するとは

突破する直前は大変だけども、

突破した瞬間から

いかに気持ちがよくなるか、

を知ることができます。

 

その喜びを知った人は

次々に「境界」を突破し続けます。

 

つまりは、

どんどん次元の壁を

乗り越えて行くのです。

 

次元とは、

無限に高まります。

 

突破しても突破しても

次々に「境界」は

現れます。

 

そのうちに、

「境界」があるからこそ

幸せだ、

と思えるようになります。

 

そんな人が

今、急速に増えています。

 

もっともっと

増えるといいなぁ、と

私は強く思います。

 

つづく