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あなたは
進みますか?
進みませんか?
と、
2月に入ってから
ほぼ毎日のように
人に問うている
気がする。
その
人生の大事な
選択肢の前にいる
人ばかりだ。
進む
には勇気が
要る。
進む
とは、
これまでの自分の
範疇を
超えること
だからだ。
自分の築いた
世界の中に
安住することは
楽だろう。
しかし
本当は
楽ではない。
安住すれば
するほど、
心は
不安定になり、
その不安定さを
隠すために
自分自身に
不自然な元気さを
与えようとする。
その連続で
どんどん心は
弱まり、
そのうちに
身体まで
弱っていく。
そうならない
ことを
祈りながらも、
私は
今日も問うた。
あなたは
進みますか?
進みませんか?
もう
この判断は
本人しだいだ。
他者の
関与できる
ところではない。
だから
祈るしかない。
この人が
進む勇気を
出せますように。
そんな毎日が
続いている。
つづく
進もうとする人。
進もうとしない人。
この二極化が
激しくなって久しい
ですが、
恐らく10月からは
さらに激しく
なるでしょう。
進もうとしない人は
進もうとする人の
足を引っ張る度合いを
高めるでしょう。
進もうとする人は、
これまで以上に
パワーを高め、
足を引っ張られても
ますます平気に
なっていくでしょう。
すると、
進もうとしない人は
ますますクサってしまい、
心を閉ざして
しまうでしょう。
ますます
進まなくなり、
孤独になって
いくでしょう。
そういった人達が
一人もいなくなってほしい
と私は願いますが、
現実はなかなか
そうはいきません。
・・・・・・
進もうとしない人を
進むようにサポート
することは
極めて困難です。
なぜなら
進むかどうかは、
最後は本人が
決めることですから。
刺激やきっかけを
他者が与えることは
できても、
最後は本人が
決めます。
本人が
「進まない」と
決めたならば、
その人は頑として
動きません。
超能力を使っても
無理でしょう。
人間は
そのようにできています。
ただ・・・、
本人に進む意志が
あるにも関わらず、
進めない人も多いです。
本当は
ほとんどがこの
パターンです。
今は進んでいなくとも、
本人に
本当の意志があるならば、
何とかなります。
そういった人には
他者からのサポートも
効きます。
時間はかかるかも
しれませんが。
・・・・・・
組織のサポートにおいては、
この
①進もうとして進む人
②進もうと思っても進めない人
③進もうとしない人
の3つの区別をつけることが
重要です。
そしてまずは、
①の人を徹底的にサポート
します。
一般的には
①にはもうサポートは
必要ない、と
思われがちですが、
まったく逆です。
①の人にこそ
サポートが必要です。
特にこれからの時代は。
①の人達が
これまで以上に凄いパワーを
持ち、
これまで以上の加速を
始めることで、
組織全体には大きな
インパクトが起こります。
それにより
組織そのものが
パワーを高めます。
それにより、
②の人達が自然に
進めるようになったり
するのです。
全員ではありませんが。
ひょっとすると、
③の人が②に変化する
可能性も出てきます。
これが
組織サポートの
基本です。
・・・・・・
私はまずは
①の人達に、
徹底的に
セルフコーチングの力と
真本音コミュニケーションの
力を
身につけてもらいたいです。
すると、
その人自身はもとより、
組織全体の次元が
高まり始めます。
①の人が次々に
増え始め、
その人数が全体の
1割を超えると、組織は
脱皮を繰り返すようになり、
変質します。
その状態を
引き起こすのが
私の役割です。
そしてこれは
組織だけでなく、
社会においても
同様のことが言える
のではないかと
私は思っています。
そういった意味で
私は
私と同じことのできる
コーチを
増やしたい。
そう強く
願います。
それは
「人」だけでなく、
「組織」にも影響を
与えられる
コーチです。
そんなコーチ育成の
動きを、
再びとっていこうかなと
考えています。
つづく
「進む人」と「進まない人」。
今、私達人間の傾向は、
この二つにクッキリと分かれています。
どれだけ意識の次元が高くても、
進まなくなってしまった人がいます。
逆に、どれだけ意識の次元が低く未熟でも
前に進もうとする人もいます。
今の自分がどのレベルにいるか?
ではなく、
進むか? 進まないか?
それこそが、とてつもなく重要であると
私は最近、強く実感しています。
人は、進む生き物です。
「進む」ということを一つの形として
現したものが、人であるとも言えます。
逆に言えば、
進まなくなった人は、もう人ではない、
人としての本質を捨ててしまっている、
と言っても、本当は言い過ぎではありません。
それを最もよく理解しているのが
私達の「本能」です。
私達の「本能」は、進むために存在しています。
ところが、
進むことを放棄してしまうことで、
私達は、本能的に、自分自身のことを
嫌います。
自分のことを嫌うことで
大量発生するのが
エンティティです。
「進む」と言ってもそれは
苦しいことではありません。
私達人間は、
川の流れに身を委ねているような
存在です。
流れに身を委ねれば、
自然に進んで行くのです。
むしろ、進むのを放棄するということは、
川の流れに逆らいながら、
その場に必死に留まろうとする行為です。
その方が間違いなく不自然ですし、
苦しいのです。
しかし、にも関わらず
止まってしまう人がいます。
本当は、進むことこそが気持ちが良いのに、
今の自分に執着しすぎてしまっているのです。
流れに逆らうことによって
大量発生するのが
エンティティです。
エンティティを大量発生させてしまった人は
そのエンティティが気持ち悪く、
エンティティを消そうとします。
自らのエンティティと戦うのです。
しかしエンティティとは、
消そうとしたり、戦おうとすることで
逆に反発するかのように増大します。
その負の循環から
抜け出せなくなります。
西畑さんはその状態にあり、
その西畑さんのエンティティを
木村さんは受け取ってしまっていました。
エンティティから解放されるための手段は
ただ一つ。
そのエンティティを、愛することです。
それにより、
エンティティは浄化されます。
以前にこのブログでも書かせていただきましたが、
「愛」とは行為ではありません。
「愛」とは、エネルギーそのものです。
分離しているものが、
一つになろうとするときに自然発生する
エネルギーです。
そのエネルギーは誰もが
持ち合わせています。
しかしそのエネルギーを実際に
発揮できるかどうかは、
その人が「進む」かどうか?によります。
進むのを放棄している人からは
愛というエネルギーは発せられません。
進む人は、それだけで
愛のエネルギーは出ます。
そして、
次元を高めれば高めるほど、
そのパワーは2次曲線的に増大します。
私は木村さんに、
「木村さん、
その西畑さんのエンティティを
愛せますか?」
と問いました。
(→前々回記事)
恐らく、二人コーチングの開始直後の木村さんなら
嫌がっていたでしょう。
しかし、弓江さんとの二人コーチングの時間を
過ごすことにより、
木村さんの真本音度合いは一気に
高まっていました。
ですから木村さんは何の躊躇もなく
言われました。
「愛せますよ」と。
であれば、あとは簡単です。
「木村さん、
木村さんの愛は、どこから出やすいと
思いますか?」
「・・・そうですね。
右手かな?」
「であれば、右手を背中か肩か、
最も苦しい部分に当てることはできますか?」
木村さんは左肩の辺りに右手を
当てました。
「ここだと思います。」
「では、右手から
愛のエネルギーをエンティティに
注いであげてください。」
「はい。」
ほんの20秒くらいでしょうか、
ふっと、木村さんの全身が軽くなった感覚が
私に伝わって来ました。
と同時に、
「もう終わった気がします」
と木村さん。
これでもう、エンティティは
浄化されました。
「木村さん、
気分はいかがですか?」
「なんか、
すごく全身が軽くなりました。
自由になれた感じがします。」
これにより、
木村さんの真本音度合いは
さらにアップしました。
つづく