あまりに
想定外の
出来事だったので、
まるで
頭上から
岩が落ちてきた
かのような
衝撃を受けた。
そして
心があたふた
した。
たまに、
竹内さんって
驚くこと
あります?
と
訊かれたり
するが、
あるに
決まってるだろ。
人間なんだから。
ビビって
あたふたして、
というのは
当たり前にあるよ、
それは。
嬉しいショック
なら良いが、
悲しいショックも
いくらでもある。
上手くいかない
ことなんて
いくらでも。
現象レベルでは
それが
当然。
その中で、
何が起きても
何が起きなくても
真本音で
向かい合って
進んでいく。
そこは
変わらない。
・・・・・・
あまりに
悲しいと、
一晩中でも
泣く。
心の動き
には
素直になっている。
特に感情は、
素直に
そのまま、
自分の内面から
浮上するに
任せる。
ただ、それを
人に
ぶつけるかどうか?
は
真本音で決める。
だから
一人の時などは、
じっと
自分の感情を
感じ続ける。
それは、
人間というもの
をそのまま
味わう行為でも
ある。
自分に対して
自分の感情は
隠さない。
ごまかさない。
そのまま、
あるがまま。
これが
最も健康。
・・・・・・
私達は
人間として
生きている。
この
未来の予測が
つかない
世界で。
そこに
意味がある。
だから私は
どれだけ
真本音度合いが
高まろうと、
いや、
だからこそ、
自分の気持ちを
反応本音たちを
大切にする。
あたふた
しながらも
真本音で
生き続ける。
つづく