よく、
人のせいにしては
ダメだ。
環境のせいにしては
ダメだ。
と言われます。
その通りです。
自分以外の何かの
せいにして、
自分の次の振る舞いや
自分の次の選択を
決めている人は
どこに行っても、
どの環境に入っても、
自分以外の何かの
せいにする人生を
続けるでしょう。
それは
「依存」の人生
です。
自立した人。
自律した人。
人生の覚悟を
もっている人は、
もちろんそういったことは
しません。
・・・ということを
重々に承知した上で、
今日はあえて
申したいのです。
「もっと
人のせいにしたら
どうですか?」
「もっと
環境のせいにしたら
どうですか?」
と。
・・・・・・
もちろん、
すべての人に
そうお伝えするつもりは
毛頭ありません。
私がお伝えしたいのは、
自分のケツは
自分で拭く、
という覚悟を持った
人に対してです。
私のクライアントさんは
そういった方々が多く、
とても
気持ちの良い皆さん
ばかりです。
そういった人は
人生やお仕事で起こる
あらゆる「現実」に対して、
自分自身の責任である
と捉えます。
もちろんそれは
とても潔いことなのですが、
でも、時々ですが、
自分のせいにし過ぎる
人もいるのです。
すると今度は逆に
物事の本質が
観えなくなってしまうことが
あります。
私はよく
組織のサポートをする時に、
その組織に何らかの問題が
起きている場合、
「誰のせいか?」
を明確にします。
もちろんその人のことを
責めるためでは
ありません。
原因の本質を
あるがままに見極める
ためです。
誰がいけないのか?
何がいけないのか?
その事実を
そのままに見つめることこそ
物事の展開を大きく変える
起点となります。
・・・・・・
このような問題が
このように起きたのは、
まずは、
私のここがまずかった。
私のここが原因だった。
と同時に、
あの人のそこも
まずかった。
あの人のあそこが
原因だった。
・・・というように、
自分とか他人とか環境とか
そういった垣根を
取り払った
ニュートラルな視点から
すべてを俯瞰することが
実に大切です。
それができた時点で、
私達は
次元を一つ上がって
います。
誰が悪いんだ?
俺のせいか?
お前のせいか?
ではなく、
すべてを全部俯瞰して、
どこにどのような
問題があったのか?
をそのまま受け止める
ということですね。
これができる人は
自分にも他人にも
厳しくなりますが、
しかし、
自分にも他人にも
本当の意味で
やさしくなれますね。
・・・・・・
もともと私達の
高い次元の意識では、
すべてが一つ
です。
それはつまり、
私はあなたであり、
あなたは私
なのです。
この本質を思い出せば、
「自分がすべて悪い」
ということは、
あり得なくなります。
なぜなら、
物事はすべて
人と人の関わりと
影響のし合いで
成り立っているからです。
それが
この世の中です。
・・・・・・
世の中は
私である。
私は
世の中である。
すべては
私である。
私は
すべてである。
低い次元で
このように捉えると
それはただの
傲慢ですが、
高い次元では
これが本質であり、
普通であり
当たり前のことなのです。
ですから、
人生の覚悟を持った人、
自立・自律している人にこそ
私は問うのです。
「誰が問題ですか?」
「誰のせいですか?」
と。
つづく
<ご案内>
おかげさまで、
当初私が予想していたよりも
ずっと多くの皆様に
電子書籍と動画を
ご覧いただいたようです。
ありがとうございます。
まだお申込みが
続いているようですので、
配信期間をもう少し
延長しようかと思います。
良いセルフコーチングは、
自分の中にすでに
存在している
高い次元の意識を
思い出すきっかけとも
なります。
もちろん、
高い次元が良くて
低い次元が悪くて、
という単純なものではなく、
私達人間は
高い次元から低い次元まで
あらゆる次元の意識を
内包し、
コラボしているからこそ
素晴らしい存在なのだと
私は思います。
ですからこそ逆に、
多くの皆様に
高い次元の自分自身と
もっともっと出会って
ほしいな、と思うのです。
私達の心の中は
宇宙と同じように
広くて深いです。
心の宇宙の探検を
楽しくしていただくことは、
人生の冒険を楽しむ上では
必須です。
自分としっかり
向き合える人こそが、
現実とも
しっかり向き合え、
人生と
あるがままに向き合えます。
そんなきっかけになると
いいな、と思い、
配信させていただいています。
ご興味ありましたら、
ぜひどうぞ。
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