思いきって
進む時ほど、
足元を
しっかりしよう。
勢いだけで
走るよりも、
急ぎたい時ほど、
一歩一歩を
着実に。
大地を
踏みしめながら。
大地の感触が
足と腰を通じて、
しっかりと
全身に渡るように。
私は今、
ここにいる。
私は今、
ちゃんとここに
立っている。
という実感を
持ちながら。
これがあるうちは、
進める。
思いきって
進める。
その安心感を
一日一日、
できれば常に
自分自身に
与え続けると
いい。
そのためにも、
次の問いを
自分に投げよう。
「これまでの私は
どんな大地を
進んできただろう?」
「そして今の私は
どんな大地に
立っているだろう?」
これは
「言葉」ではなく
「イメージ」できるといい。
イメージできたら
しっかりと
「今の大地」
に立っている自分を
大地そのもの
と
その感触を
実在として
得よう。
その上で、
思いっきり
急ごうではないか。
つづく