実は、
真本音の悲しみ
というのも
ある。
もちろん、
真本音そのものに
感情はない。
真本音が
「悲しみ」という自らの
反応本音を
活かしているのだ。
悲しみと
祈りが
結びつく。
それが
真本音の悲しみ
だ。
そうなると、
悲しみも
エネルギーに変わる。
悲しみも
次へのパワーと
最善の一歩に
変わる。
そう考えると、
私達の心には
(反応本音には)
やはり一つも
無駄なものはない。
・・・・・・
先日、
ある人から
「トラウマはどうすれば
解消できますか?」
というご質問を
いただいた。
それに対して私は
「トラウマは宝物だ」
とお答えした。
トラウマは
そのままにしておけば
自分にとっては
辛いものでしかないが、
しかしこれも
真本音と結びつくことで
祈りのエネルギーへと
変換される。
そのトラウマが
あるからこそ、
そんな自分で
あるからこそ、
見出せる道があり、
やり遂げられること
がある。
自分にとって
これは良いもの。
これは悪いもの。
良いものは
大切にし、
悪いものは
消去しよう。
・・・ということは
必要ないのだ。
そういうことでは
ないのだ。
それよりも
私達がすべきは、
これまでの経験も
その経験で得た
自分の心も
すべて
活かすことだ。
それが
自分の人生では
ないか。
そしてそのためにも
私達にとって
必須なのは、
真本音で生きる
こと。
真本音度合いを
高めること。
つまりは、
自分自身の
本当の願いや祈りに
基づいて
今この瞬間を
生き続けることだ。
つづく