涙が出る出る

LINEで送る
Pocket

 

あー、この人は

素晴らし過ぎるな。

 

お手上げだ。

 

・・・そう思う瞬間に

出会えるのが、

この仕事をさせていただく

最大の喜びの

一つかな。

 

素晴らし過ぎて

言葉にできない。

 

声も出せない。

 

心の中で

両手を挙げて

降参するしかない。

 

こういう時には

私はその人に

どう言葉をかければ

良いのか、

 

いまだに

わからない。

 

ただし、

そう思える瞬間は

何もその人が

もの凄い何かを達成した

とか、

 

驚嘆するような

行動を起こしたとか、

 

そういう時では

ない。

面白いことに。

 

それよりも

ほんの一瞬の

ほんの些細な

その人の振る舞い、

 

ちょっとした

表情、

 

ちょっとした

一言。

 

その多くは

淡々としたものであり、

あまりにその人にとっては

自然なことなので、

 

きっと当の本人は

私の感動など

まるで気づいていない

だろうし、

 

後になって記憶にも

上らない、

そんな「普通」の

瞬間ばかりだ。

 

でもそういった

「普通」の中にこそ、

 

人の本当の魅力

 

というのは

滲み出るのだ。

 

そして私は

それを感じると、

 

その場では

何気ないふりを

しているが、

 

後になって、

 

多くは、

夜になって、

 

その瞬間のことを

思い出し、

 

さめざめと

泣いたりする。

 

自分がなぜ

これほど泣けるかは

わからない。

 

心の感動とは

別物だ。

 

まぁやはり

魂の感動という

やつなのだろう。

 

そういった涙の

後は、

 

とても心は

澄み渡る。

 

まるで

気持ちのよい心のシャワー

を浴びたようだ。

 

そしてそれは

私に

根本的な活力を

与えてくれる。

 

人間には

そんな素晴らしさと

力があるのだと、

 

その度に

思うのだ。

 

いつもは

そうした涙が出たとしても

その後で

このブログを書くのだが、

 

今日は何となく、

泣きながら

書いてみました。

 

つづく

 

コメントを残す

*