真に学ぶ

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本当に深く

物事を学ぼうという

意志を持っている人は

 

実に謙虚だ。

 

なぜなら

学べば学ぶほど

 

わからなくなる

からだ。

 

真剣に

探究すればするほど、

「さらにその奥」

があることに

気づき、

 

その「わからなさ」に

茫然とする。

 

しかしそれを

探究しようと

決めている人は、

 

その「わからなさ」に

敢然と向かっていく。

 

そこで生まれるのが

謙虚さだ。

 

その「深さ」に

対する

畏敬だ。

 

自然の摂理への

真摯さだ。

 

だから

学べば学ぶほど、

 

「自分」というものの

小ささを

知ることになる。

 

「自分」の儚さも

浅さも、浅はかさも、

脆さも、弱さも

知ることになる。

 

学べば学ぶほど、

自分を

壊したくなる。

 

でも壊れるのは

怖い。

 

でもそれでも

勇気を奮って

壊していく。

 

次々に。

 

そして

「壊す」ということの

尊さを知る。

 

「壊す」ことは

進化そのものである

ことを知る。

 

そして

それをしている

自分自身の深さを

知る。

 

自分の「わからなさ」

を知る。

 

だから自分自身を

探究したくなる。

 

自分を探究しながら

自分の探究したい

ことを

探究し続けるように

なる。

 

それが

真に学ぶ

ということだ。

 

つづく

 

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