時折、私は
目を瞑り、
時間の流れ
のみに意識を向ける
ことがある。
それ以外の
ことは
何も考えない。
「時間」とのみ
ここにある、
という状態になる。
すると、
とても落ち着く。
命とは
時間だな、
とも思う。
私達は
「時間」に拘束されて
人生を始め、
それは
人生の終わりまで
続く。
拘束を
拘束と捉えていると
ちょっと辛い。
しかし別に
無理な捉え方に
変換する必要もない。
拘束されているなら
自ら進んで
拘束されようでは
ないか、と
ちょっと開き直ってみる。
どうせなら
俺は
君(時間)のことを
もっと理解してやろう、
と
開き直ってみる。
すると
何やら不思議な
感覚になる。
なんで
「時間」なんてものが
あるんだ?
という
問いが浮かぶ。
それを
「時間」そのものに
問うてみる。
何で君がいるの?
と。
面白い答えが
返ってきた。
そりゃ
君が望んだからだ。
・・・と。
この拘束は
君が望んだんじゃ
ないか。
・・・と。
お〜そうか。
・・・と
その答えを素直に
受け取ると、
何故だか
「今この瞬間」
が
愛おしくなってきた。
よし、じゃあ
仕事にかかるか。
・・・と
心がリセットできた。
「時間」とは
向き合ってみる
ものだな。
つづく