一つのテーマを

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どれだけ素晴らしい

力を持った人でも、

 

自身のエネルギーを

分散させてしまったら

 

物事は

成し遂げられない。

 

器用貧乏

という言葉があるが、

 

器用なために

一つのことに徹することが

できず、

様々なことに手を出し、

結局は何も貫徹しきれない、

 

という生き方は

特にこれからの時代は

お勧めできない。

 

不器用でもいいから、

一つの何かを、

 

自分にしかできない

何かを

 

極めるといい。

 

探究すると

いい。

 

そのためには

自ら、人生の探究テーマを

持つことだ。

 

初めは抽象的な

テーマでもいい。

 

でもそれを

毎日、いつも意識しながら

深堀りしながら

生きる。

 

例えば、

私で言えば、

 

「自由とは何か?」

 

これは

19歳の時に持った

テーマだ。

 

以来、今でもずっと

探究している。

 

「生きる」

という現場において

探究している。

 

その答えに

たどり着いたかどうかは

わからないが、

 

私にしか語れない

独特の切り口で

「自由」を語ることくらいは

できるようになった。

 

そしてそれが

今の私の仕事のやり方に

深く反映している。

 

「真本音」という視点に

行き着いたのも、

このテーマがあった

からこそだ。

 

このように、

自分自身のテーマを

常に持ちながら

生きている人は

増えている。

 

特に若い人達に

多いように

私は感じる。

 

難しいテーマ。

 

人生のすべてを

費やしてでも

 

自分の人生と共に

歩み続けるテーマ。

 

そんなものを

持つと良いが、

 

まずは何でも一つ

自分で決めるといい。

 

「一つ」。

 

そう、

「一つ」決めるのだ。

 

するとその「一つ」は

さらに発展して、

 

次の新たな「一つ」を

引き寄せてくれるかも

しれない。

 

分散ではなく、

「一つ」。

 

たくさんではなく、

「一つ」。

 

そして

「一つ」に向かう

ことで

エネルギーは常に

集約され、

 

その「深さ」は

結果的に「広さ」を

もたらしてくれる。

 

さぁ、今すぐ

探究テーマを決めよう。

 

つづく

 

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