芽が出る。
思わぬところから
思わぬ芽が
生える。
これこそが
人生の醍醐味だと
私はいつも思う。
ところが私達は
ついつい
芽を意図的に
出そうとする。
もちろん
それは大事な
ことだが、
その「意図」を
持ち過ぎのように
思う。
人生の醍醐味は
「種蒔き」
にあり。
・・・だと思うのだ。
自分の願いを
大切に抱きながら、
一つ一つ
丁寧に種を蒔く。
その種は
芽が出るかどうか
わからない。
だから、
芽が出ますように
と
祈りながら蒔く。
丁寧に
だが
たくさんたくさん
蒔く。
意図的に
芽を「出させる」
のではなく、
祈りながら
たくさん「蒔き続ける」
のだ。
たくさんの
種を蒔けば蒔くほど、
思わぬところから
芽が出るもの。
それが
とても感動的で
とても嬉しい。
人の育成も
そうだし、
ビジネス構築も
そう。
人生のあらゆる
ことが
そうではないか。
人事を尽くして
天命を待つ、
と言うと
硬くなってしまうが、
今日、私は
どんな種を蒔こうか?
と、
楽しみながら軽やかに
しかし真剣に、
人生を進めたい
ものだ。
つづく