怖さをも味わおう

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滝の水が

落ちるように、

 

意識が

落ちていく。

 

奈落に落ちる

ような感覚で

 

凄まじい激しさで。

 

一見、これは

恐怖を伴うはずの

ものだが、

 

実は

そうではない。

 

安楽、とまでは

言わないが、

 

心地よい

スリルがある。

 

それをそのままに

私は

楽しんでいる。

 

高く飛べば、

激しく落ちる。

 

両方ともが

あるのが人生だ。

 

いつも飛ぶだけ、

落ちるのはイヤ。

 

・・・とはいかない。

 

大事なのは

どちらも

味わい尽くす

ことだ。

 

いやいやいや、

そんなの無理だ

ほとんどの人が

言うだろう。

 

でもそれは

逃げるからだ。

 

逃げれば逃げるほど

恐怖は増し、

痛みも増す。

 

あるがままを

感じ

体験するのが

私の人生だと

 

あきらめよう。

 

どうせ

意図通りには

いかないものだ。

 

力がつけば

つくほど、

さらに強烈な

体験がくる。

 

それを私達は

本能的に

求めている。

 

だったら

しょうがない。

 

全部、味わおう。

 

そう開き直れば、

落ちている時も

実は

飛んでいるのだ、

 

とわかる。

 

落ちる、

という飛び方を

しているんだ。

 

人間の力を

卑下しては

ならない。

 

逃げるから

私達は弱くなる。

 

逃げるのを

あきらめよう。

 

そこから

本来の力は

目を覚ます。

 

つづく

 

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