産みの苦しみ
という言葉が
あるが、
新たな何かが
生まれる直前は
大概、苦しいものだ。
しかしその苦しみには
対峙しなければ
ならない。
逃げるわけには
いかない。
しかし逆に、
対峙する意味のない
苦しみもある。
そこ、
苦しむところじゃ
ないよ。
・・・と
アドバイスさせていただくことは
実はとても多い。
本来、対峙すべき苦しみ
からは逃げ、
対峙する必要のない苦しみ
に執着し続ける。
これをすることで
人生は
ますます苦しいものに
なっていく。
人生に苦しみは
つきものだ。
楽に生きる、
とは
つまり、
ちゃんと苦しみを
選択せよ、
ということだろう。
そして、
私達人間が
顕在意識のレベルで
最も苦しみを感じるのが、
冒頭に書いた
産みの苦しみだ。
これは
苦しい。
しかも
足元から自分が
失われるような
心細さと不安定感も
ある。
だからみんな
そこから
逃げようとする。
そこから逃げる
ために、
まったく別の苦しみに
向かう人もいる。
今、
あなたが苦しんでいるのは
産みの苦しみ
の可能性が高い。
なぜならあなたは
進んでいるからだ。
進もうと
しているからだ。
新たな自分が
産まれる予兆。
そこから
逃げてはならない。
本当にそれと
対峙しようと
覚悟をすれば、
長くはかからない。
対峙する覚悟は
苦しみを
耐えられるもの
にしてくれる。
ここで逃げれば
一生、苦しむ。
ここは
一点突破だ。
つづく