自分の限界を
超える
スピードが出た時、
私達は
目がくらむ。
何も見えなく
なる。
見る余裕が
なくなる。
現実が
わからなくなる。
だから本当は
限界を超えるスピードで
進むことは
無茶であり
やめた方がいい。
本当は。
でも
それをよく
わかっていて、
しかしそれでも
あえて
限界を超えたまま
進もうとする人がいる。
実は
私もよくやる。
これはあまり
お勧めできないこと
なのだが、
どうしてもそれを
やりたいという人を
止める術は
ない。
だから一つだけ
アドバイスを。
どうせ限界を
超えるのであれば、
とことん
委ねてしまえ。
何という
無茶なアドバイス、
と
言えなくもないが、
しかしそれが
一番良い。
限界を超えて
何も観えなくなると
途端に恐怖が来る。
恐怖が来れば
身がすくむ。
そして
変なブレーキが
かかってしまう。
それが一番
怖い。
限界を超える
とは
まさしく限界を
超えることなので、
私達自身にはもう
コントロールは
不可能だ。
であればもう、
すべてをその流れに
委ねるのだ。
諦めるのだ。
どうとでもなれ、
と。
開き直りだ。
これしかない。
これしかなくなるのが
限界を超える
ということだ。
だから
興味本位で
やらないこと。
しかし、
やる以上は
完全に
委ねてしまえ。
つづく