変貌

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私は

どこにいるの

だろう?

 

よく思うことが

ある。

 

もちろん

「ここ」

にいるのだが。

 

「ここ」

を味わって

いるのだが。

 

でも、

どこか別の場所に

「ここ」

にいながらも

存在し、

 

その別の場所から

遠く離れて、

「ここ」

静かに眺め続けて

いる。

 

そんな感覚は

確かにあるのだ。

 

この感覚が

起こるとき、

 

決まって一つの

現象が

起こる。

 

何か、自分が

一つの

巨大な目

になったような

気分になるのだ。

 

そして

その巨大な目

私を動かすのだ。

 

巨大な目による

その私の行動は、

大概、

私の心を

逸脱したものと

なる。

 

しかし私は

それを

いとも簡単に

行ない、

しかもそれについて

何の抵抗もない。

 

しかも

大体それは、

私が一人でいる

ときではなく、

 

例えば

コーチングとか

研修とか

 

真正面から

人の目に

晒されているときに

多い。

 

まったくもって

意外な行動を

とる自分。

 

それを見つめる

他人の目。

 

意外な行動を

とっている私は、

私らしくないな

自分では思う。

 

でも

他者から見れば、

ひょっとすると

それこそが

「竹内さんらしいな」

なっている可能性は

充分にある。

 

人間とは

案外、こういうもの

かもしれない。

 

さて、

 

今こうやって

文章を書いている

私であるが、

 

珍しいことに

一人でいるのに

今は

その巨大な目のように

なっている。

 

巨大な目は

次のような

意思を私自身に

告げているようだ。

 

立ち位置の

変わった自分を

もうちょっと

ちゃんと

自覚せよ、

と。

 

立ち位置の変化に

ついては

ここ何週間かで

随分とその変化は

感じ続けてきた。

 

言ってみれば

私はもはや

「コーチ」では

ない。

立ち位置的には。

 

もちろん

「コーチ」はできる。

 

でも

以前は

「コーチとして

コーチをしてきた」

のだが、

 

今は

「コーチではないが、

コーチのできる自分が

コーチをしている」

状態だ。

立ち位置を変えた

ままで。

 

だからきっと

私の知らないところで

私自身の

コーチングそのものも

変貌しているのだろう。

 

その辺りを

もう少し自覚した方が

良さそうだ。

 

私にとっての

意外な行動が、

ここからはさらに

それが当たり前に

なってくる予感。

 

その変化は

意図しようとは

思わないが、

 

しかし

自然に変貌をする

自分を、

 

せっかくなので

この際、

楽しもうと思う。

 

つづく

 

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