私の場合、
発想はまず
光となって
現れる。
光をキャッチ
すると、
そこに意識を
向ける。
何の思考も
働かせず、
何の解釈も
せず。
ただ光と
向かい合ううちに、
自然に
光と一つに
なっている。
すると
思い出すような
感覚で
発想が生まれる。
今、
私の中に
黒い光がある。
黒いので
光ってはいないのだが、
それはどうしても
黒い光
としか表現し得ない。
少し苦しめな
感覚のある
光だが、
そこに意識を
向けてみる。
そこには
黒い炎があり、
それがまるで
私を包むような
印象だ。
炎の根元に
何かがあり、
近づいてみると、
そこには
さらに黒い塊が。
意識を向けた
瞬間、
私はその塊と
一体化した。
カチコチの
その塊は、
崩壊
したがっている。
バラバラになり
自ら消失
したがっている。
どうやらその中には、
単なる「発想」
ではなく、
「新たな私」が
いるようだ。
なるほど。
私はまた
私自身を開放しようと
しているわけだ。
最近ずっと
エネルギー不足
だったが、
やっとその理由が
わかったよ。
年内だな。
今年のうちに
私は私を
開放させる。
なんとか
いけそうだ。
しかし
今回も
ギリギリだな。
つづく