穏やかではあるが

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今日は

海を見に行った。

 

穏やかな

海だった。

 

私の中に

いつも存在する

実在の海

と、

 

目の前の

実際の海を

ゆっくり

比べた。

 

ほとんど

変わらない感じ

がしたが、

 

しかし

やはりまだ

違う。

 

存在感は

実在の方が

圧倒的だ。

 

現象の海は

まだまだ

淡い。

 

それはもう

しょうがない

として。

 

色だな。

 

思った。

 

色がまだ

違う。

 

本来の色

ではない。

 

本来の明るさ、

光の強さ

ではない。

 

ただ、

それももう

当たり前のように

わかっている

ことだ。

 

いや、

もっと違う

異なり

を、

私は感じている

はずだ。

 

目を

凝らす。

 

そして

やっとわかった。

 

海と陸

の境目だ。

 

実在の海は

海と陸が

別々の存在のように

見えて、

でもしっかりと

つながっている。

 

役割としての

区別を持ちながらも

実質的には

一つであり、

 

その

一つであることを

楽しむために

区別を

創り出している。

 

しかし

現象の海と陸は

完全に

分離をしている。

 

当たり前と

言えば

当たり前の

ことだが、

 

今日の私は

その

分離感をこそ、

確かめに

来たのだ。

 

わかった。

 

自然は

美しい。

 

でも

まだまだ

本来

ではない。

 

私達人間と

同じように。

 

自然の在り様

は、

私達の在り様

反映だ。

 

随分、

今年一年で

進みはしたが、

 

でも

まだまだ

遅れている。

 

それを

しっかり確認

できた。

 

穏やかで

あったが、

来年すべきことも

これでまた

明確になったな。

 

もう

次の年が

私の中では

始まっている。

 

つづく

 

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