誠実な仕事とは

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竹内さんは
いつも直観のみで
動いているように
見えますが、

段取りとか
準備とかは
されないのですか?

・・・と
時々、訊かれる。

やはり
そう見えるのか。

確かに私は
自分の直観を
大切にしているし、

思考と直観
ということで言えば、
明らかに
直観に素直に
従っている。

思考レベルでは
おいおいちょっと待てよ!
と、
心の中で自分に
投げかけながらも、

自分の思考が
恐れ慄くような
直観的な動きを
とることもある。

だがしかし、

それをできる状態に
持っていくためにも

準備と段取り

は、
とても丁寧に
行なっているのです。

例えば
コーチング。

私は次の日の
クライアントさんとの
コーチングを、
必ず前日のうちに

行なってしまう、

のだ。

つまりは
そのクライアントさんの
これまでの状況を
振り返り、

クライアントさんに
意識を向け
今の「感覚」を
読み取った上で、

目の前に
そのクライアントさんが
まるでいるかのように
して、
実際にコーチング
するのだ。

私の中で
完全に納得するまで
それを行なう。

で、
何かがカチッと
はまるまで、
それを続ける。

そして
完了感が出たら
終了だ。

その上で
次の日に実際に
クライアントさんと
向き合うので、

その時点では
あらゆる準備が
整っている。

そしてその場では
私は
自分が準備したことを
すべて
手放す。

準備ができている
安心感と、
手放した
自由さ、と。

この二つをしっかり
感じ取っているから
こそ、

目の前のクライアントさんに
全意識を
集中できる。

直観とは
その状態の中で初めて
生まれるもの。

だから私は
確信を持って
自分の直観に
素直になれる。

私はこれを
「誠実さ」
「真摯さ」
と呼んでいる。

すべての仕事に
対して、

いや、
仕事だけじゃないな、

すべての物事に
対して、

誠実であること
真摯であること。

それは
準備から
始まる。

つづく

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