10の言葉を
説明を加えながら
懸命に伝えようと
するよりも、
たった一つ、
その一つだけを
伝えれば
その瞬間に
その人の奥深くに
響き渡る言葉。
私はいつも
それを探す。
探し出すまでは
無闇に
伝えない。
ということを
大切にしている。
結局その言葉が
見つからず、
何も伝えられなかった
としても
それはそれで
いい。
まだ伝えるべき
タイミングでは
なかったのだ、
と
思うことにしている。
言葉。
それは
魂が乗るもの。
ただしその
魂とは、
私の魂であり、
私の目の前の
その人の魂
である。
二つの魂が
響き合う
そんな一言が
ある。
それを探す
喜びと
冒険心にも似た
スリル。
いつも間にか
これが私なりの
コミュニケーションの
楽しみ方に
なった。
言葉とは
単なる記号かも
しれない。
しかしその
記号を
「架け橋」
にするのは、
その言葉をかけ合う
その人達同士だ。
共に
架け橋を探し合う
コミュニケーション。
それが
企業でも家庭でも
友達同士でも
恋人同士でも、
もっともっと
広まればいいな
と思う。
つづく