なら待とうか

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細かい光の粒子が
私の周りを
ピョンピョン飛んでいる。

何だろう?


意識を向けると、

それぞれの
光に、
一つずつの
笑顔。

いろんな人達の
笑顔。

笑顔達が
ピョンピョンと
跳ねている。

彼らは
跳ねながら、
私に何か
メッセージを送って
きているようなのだ。

みんな
それぞれの
言い方だが、

結局は
どうも
たった一つを
伝えたいらしい。

「そこで
待っててください。
もうあまり
動かずに。」

そうなのか。

ちょっと
あたふた
し過ぎてるのかな。

つづく

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