まるで
何かに背中を
押されている
ようだ。
そちらに
そちらに
同じ方向に
同じ方向に
進んでいく
自分がいる。
意識としては
左斜め前方に
進みたいのに、
いつの間にか
右斜め前方に
進んでいる、
みたいな。
もちろん、
そういった展開
そのものを
楽しんでいるのだが。
今日は
何が起こるか
わからない。
明日も
どんな展開か。
明後日以降
に関しては
真っ白な状態。
・・・という
感覚だ。
もちろん
これはこれで
楽しい。
未来がわからない
という
この感覚を
私は
昔から最大の
楽しみにしている
節がある。
予想外の
展開。
これ以上に
面白いものは
ない、と。
真本音度が
高まると、
一瞬、
未来を見通す
ような
瞬間は結構
頻繁に訪れるが、
その瞬間と、
未来がまったく
わからないという
感覚は、
両立する
ものだ。
むしろ
その二つが
あるので
より
面白いとも
言える。
この、
制限だらけの
世の中。
限界だらけの
現実の
中で、
自由に生きる
とは
どう生きれば
良いのか?
未来を
見通せるから
こそ
自由。
未来が
わからないから
こそ
自由。
その両方が
あるからこそ
自由。
・・・かな。
つづく