風がキツいか

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心の中の
風通しが良くなった
と思ったら、

強烈な
向かい風がきた。

しかも
下から上へ
突き上げるような。

飛ばされそうだ。

目も
開けられない。

踏ん張るだけで
精一杯。

なんてことだ。

風を感じられる
ようになったら、

その風が
私を妨害する
とは。

こんなことなら、
心の中は
モヤモヤのまま
の方が楽だった。

風を感じる
とは
こんなに辛い
ことなのか。

・・・と。

最初は
そうなるかも
しれない。

しかしその風は
モヤモヤが
なくなったから
吹き始めたのではない。

最初からずっと
吹いていたものだ。

そんな中で
あなたは
生きていたんだよ。
しかも
その風の存在を
知らぬままに。

慣れないうちは
風は
キツいものかも
しれない。

しかし
負けるな。

踏ん張ることしか
できないなら、
踏ん張ればいい。

じっと
我慢して。

そして決して
風から
逃げるな。

風に
向かい続けよう。

すると
その生き様に
風が
共鳴するようになる。

しだいに
向かい風は
鎮まり、

それだけでなく、
徐々に
追い風に変わる。

風は、
進もうとする意志に
共鳴する。

それが弱いと
怒る。

かといって
風に媚びるな。

堂々と
向き合えば
いい。

そういった覚悟が
風の喜びと
なる。

風は仲間だ。

風は同志だ。

風と共に
進もう。

つづく

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