魂を鬼にする

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あと一歩を
踏み出せず
元の場所に戻って
しまう人と、

あと一歩を
踏み出すことで
次の世界へと
人生を進める人。

その差は
あまりに大きい。

もちろん、
どちらが良いとか悪いとか
そういった評価を
他者が下すことは
できない。

しかしこれはもう
本人の問題だ。

踏み出せなかった
ことによる
深い深い後悔を、

本人にしか
わからない後悔を、

私は側から
数多く拝見してきた。

本人にしか
わからないのだが、
その悲しみは
他者である私にも
十分過ぎるほどに
伝わってくる。

そうなると私も
とても悲しくなり、
一晩、泣き明かすことも
多くあった。

自分で決めていた
人生に
進まなかった後悔。

これは本当に
深くて痛いのだ。

私にももちろん
その体験は
ある。

ギリギリで
先に進めた体験も。

後で振り返れば、
あの時よく
進めたな、と
思う。

しかし私の場合、

私は特に
頑固なので、
他者からの
ありがたいご支援を
いただいてきた。

あの時
私を罵倒してくれた
人。
あれがなかったら、
私はそこで
止まっていた。

あの罵倒が
私を後押し
してくれた。

その経験が
あるからこそ、

私は、
罵倒までは
いかなくても、

毅然泰然と、
大地に踏ん張りながらも、
ある時は
その人の歩みを
全否定する、
ということも
している。

誰かがどうしても
それをしなければ
ならない、
という時があるからだ。

そういう場合は、
コーチという役割、
立ち位置というのは
プラスに働く。

コーチだからこそ
言えること
というのは
たくさんある。

だから私は
どうしても!
という時は、

心だけでなく
魂までもを鬼にして、
その人に
対峙する。

一歩を
進めるように。

そういう
私の役割を、
引き継いでくれる人は
いないかな?

いてくれると
嬉しいな。

つづく

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