掬い上げるように
能力とは
掘り起こされる。
本来の自分の
力は
それが発揮されるか
どうかは、
すべて
自分自身が
決めている。
眠っているものを。
自分の意志と
自分の行動と
自分の姿勢を
評価判断では
なく、
解釈でもなく、
ただじっと
本来の自分は
観察し続けている。
そして
何かがカチッと
完了した時、
この瞬間だ!
と
判断する。
一気にすべてを
開花させるわけでは
ない。
少しずつ。
必要な分だけ。
掬い上げる
ように。
しかし着実に
開花は進む。
無茶ではなく、
着実に、
しかし
必要なその時に
ちゃんと間に合う
ように。
それが本来の
能力開花だ。
つづく