引き継ぐ者のために

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回さなければ
回らなかった
ことが、

回さなくても
回るようになる、

というのは
とても幸せな
瞬間だ。

そのかわり、
そこにいくまでの
過程は
なかなかに厳しい。

任せる
覚悟が
必要だから。

任せる、
というのは
丸投げする
ということではない。

任せる、
というのは
途中で口出しをする
ことでもない。

任せるならば
完全に任す。

ただし、
責任はすべて
こちらでとる。

責任はすべて
私がとるから
思う存分に
やってみなさい、

100%の本心で
伝えること。

それが
任せる、ということ。

これはなかなかに
厳しいことだが、

しかしこれを
しないと、
本当には人は
育たない。

中途半端な
任せ方は
ダメだし、

責任まで
自分で持て!
というのは、
多く場合は
荷が重過ぎる。

後継者育成が
なかなか上手くいかない
のは
ここに起因する。

しかし
これをやらねば
先に進まない。

だから
私は、やる
と決めて、

ここしばらくは
ずっと
続けている。

後継者。

自分が
この世から
いなくなっても
遺志を
継いでくれる人。

それを
望むならば、

自分の人生を
進めることよりも
何十倍もの
覚悟が必要。

安易に
考えては
ならない。

つづく

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