一筋の
光が、
天から
降りてくる。
地には
それとは
別の
光の球。
球は
その
軸のような
光の流れを
そのまま
受け取る。
すると
目も眩む
新たな光が
押し寄せる。
世界全体に
波及する。
その連続の
中で、
私達は共に
歴史を
重ねてきた。
光を
忘れながら。
しかし
確かに
光は
そこに
在り続けた。
それを
経験を超えた
感性で
思い出す
若者たち。
希望
とは、
彼らの
ことだ。
私は
希望を
繋ぐ。
そのために
なら、
なんでも
やるさ。
私の
大好きな作家の
人生最後の
小説の
最後の
言葉。
私は
生き直すことが
できない。
しかし
私らは
生き直すことが
できる。
つづく