私は私のできることを始めます

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十数年前、

私が自分自身の真本音と

出会ってから、

私は私の中にある

「ある一点」

をずっと観続けている

気がします。

 

その「一点」とは、

言葉にはなかなか

表現できないものですが、

今もって

そこから目を離すことが

できません。

 

見つめても見つめても

その「一点」は

あまりにも魅力的で、

見つめれば見つめるほどに

私は自分自身を

取り戻していく感覚が

あります。

 

例えば、

誰かと雑談している時も、

お風呂に入っている時も、

お客様にセッションを

させていただいている時も、

研修で前に立って

お話ししている時も、

私はどんな時もずっと

その「一点」を

観続けている気がします。

 

そして

それをし続けているうちは、

私は本来の自分、

真実の自分に

戻り続けている。

 

その戻り続けている自分

だからこそ、

私は人と

向き合い続けることが

できる。

 

そんな

気がしています。

 

その「一点」とは

まるで、

漆黒の宇宙の中に

たった一つ浮かぶ

星のようです。

 

それはとても

小さなものですが、

とてつもなく

明るく、

深い深いエネルギーに

満ちています。

 

恐らくこれが

観えているうちは、

私は自分を見失うことは

ないでしょう。

 

・・・・・・

 

私の中にそういった

「一点」があるということは、

すべの人の中にも

同様にして

それがある、ということです。

 

思えば、

私の「願い」とは、

すべての人が

その「一点」を

自らの力で、

つまりは、「自力」で

見つけられますように。

・・・ということかも

知れません。

 

それは「願い」というより

「祈り」ですね。

 

私はその「祈り」に基づき

自分のあらゆる行動や

振る舞いを

決めているのだと

思います。

 

そしてその「祈り」は

その「一点」から

来てますね、きっと。

 

今、こうやって改めて

「一点」を見つめながら

この文章を

書いていまして、

一つわかったことが

あります。

 

それは、

その「一点」とは、

私がとてもよく知っている

「世界」

である、ということです。

 

恐らく私は

その「一点」の中に

自由に出入りが

できる。

 

そして、

そこにある

あらゆるものと

常に

対話をしている。

 

そんなことが

よくわかります。

 

・・・・・・

 

人は、

この「一点」と

対話ができている

のでしょうか?

 

こう問いかけると

その瞬間に

とてつもない

「空虚感」が

来ます。

 

ということは、

対話ができている人は

極めて少ないのだな、

と実感します。

 

と同時に

当たり前のことですが、

もったいないなぁ、と

思います。

 

「一点」と

対話しながら進めば

もっと楽なのに。

 

「一点」と

対話しながら進めば、

もっと自分らしく

あれるのに。

 

「一点」と

対話しながら進めば、

人生の意味も意義も

すぐに

実感できるのに。

 

人としての

最も根源的な幸せ感を

常に

感じ続けられるのに。

 

今のこの世の中は

残念ながら

「分離感」に

溢れています。

つまり、

多くの人達が

「孤独」です。

 

心の奥底に

必ず皆、

「孤独」を抱え、

「孤独」への恐怖と

抵抗を抱きながら

生きています。

 

もしそこから私達が

解放されるならば、

一人ひとりの

一歩一歩の行動と

振る舞いは、

根底から変化を

始めるでしょう。

 

それは世の中全体が、

「人間」が本当に

望んでいる方向に

進み始める、という

ことに他なりません。

 

「孤独」から逃れる

ために、

私達は「味方」を

創り、

「味方」を得るために

「敵」を

創ります。

 

「正しいもの」と

「正しくないもの」を

創り上げるのも

まったく同じことです。

 

もうそろそろ

この、辛い循環から

抜け出したいですね。

 

・・・・・・

 

「セルフコーチング」

という言葉が

最近、本当に

よく浮かびます。

 

というよりも、

この言葉を

実際の会話の中で

出すたびに、

会話の次元が一つ

上がる感覚が

最近はずっと

しています。

 

私はずっとこれまで

恐らく

十数年、

ずっとずっと

セルフコーチング法というものを

お伝えし続けようと

して来ました。

 

ところが、

それをしようとすればするほど、

「逃げられている」感覚

がありました。

 

ですので、

本当はお伝えしたいのに

それができない、

というジレンマに

あり、

私自身にも

それをお伝えすることへの

躊躇が

ありました。

 

しかし、

なんか最近は

その躊躇が

取れつつあります。

 

世の中がどうやら

本気で

セルフコーチング法を

求めて来ている

ようです。

 

であれば、

私はずっと自分が

やりたかったことを

するのみです。

 

つまりは、

セルフコーチングの

各種手法を

ご提供するのです。

 

ただ、

私がセルフコーチング法と

呼んでいるものは、

一般的なものと

同じであるのか違うのか、が

私にはわかりません。

 

私はいつも

「現場」の中におり、

その「現場」で見つけ、

「現場」で有効に働くものしか、

・・・つまりは、

自分がそれを使い

自分が納得し、

人にそれをお勧めして、

人が納得したもの

しか信じないように

しています。

 

「現場」とは

人生の現場です。

 

私の言う

セルフコーチング法とは、

そういった人生の現場の

真っ只中で

発見したもの、

のみです。

 

それはあくまで

私が

私の関わる人達と共に

発見したものですので、

一般的に広まっている

セルフコーチング法と

同じなのか、違うのか、は

わかりません。

 

でも、

私は

私のできることを

する。

 

それは、

私が、現場で発見できた

ことを

できるだけわかりやすく

ご紹介する

ということです。

 

この6月からは、

そこに、これまで以上に

注力していくことに

しましょう。

 

つづく

 

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