体が感じているものとは?

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「深刻にならずに

気楽に行けばいいさ」

 

という人生の進み方は

とても大切なことです。

 

しかし、

深刻にならずに

いるためには、

自分の中に存在している

深刻なものと

向き合うことが

必須です。

 

深刻なものから

逃げれば、

ますます心の中の

深刻さは増幅します。

(→前回記事)

 

向き合うことで

それを浄化し、

結果として

自然に軽やかに進む。

 

それが最も

自然な進み方であり、

セルフコーチングの

極意でもあります。

 

「後悔」というのは、

深刻なものの

代表的な一つです。

 

今回から

「後悔」を題材にして

セルフコーチングのやり方を

じっくりと

ご紹介していきます。

 

題して、

 

『セルフコーチングを使った

良い後悔の仕方』

 

です。

 

・・・・・・

 

まずは、

後悔した出来事を

一つ思い出してください。

 

それは最近のことでも

昔のことでも

構いません。

 

その出来事を

ありありと

思い出します。

 

可能であれば、

その出来事が

今ここで起きているかのように、

ありありと

イメージします。

 

それを思い出した時の

あなたの体の反応に

意識を向けてください。

 

例えば、

胸の中心が

ググッと苦しくなる、

とか。

 

後頭部が

ドーンと重くなる、

とか。

 

両肩にずっしりと

岩が乗っている

感覚がある、

とか。

 

お腹が痛くなる

感覚。

 

両足が

地面に沈んでいく

感覚。

 

吐き気。

 

頭の中心が

痛い。

 

両腕の

力が入らない。

 

みぞおちが

ギュギュッと

痛くなる。

 

などなど。

 

ちょっとした変化でも

よいです。

 

まず、

セルフコーチングの一歩目は

こういった

「体感覚」

に敏感になるところ

からです。

 

ところが、

これは特に男性に

多いですが、

体感覚がよくわからない

という人がいます。

 

実は、

昔の私が

そうでした。

 

しかしこれは

「慣れ」です。

 

誰もが

意識を向け続けることで

慣れていくことができます。

 

最初は、わずかでも

よいですから、

体の中で

気持ち悪さのある箇所や

違和感のある箇所を

探してみてください。

 

・・・・・・

 

体の中の

反応した部分。

 

ここに

あなたのモヤモヤが

あります。

 

つまり、

後悔の念が

そこに溜まっている

可能性が高いです。

 

今度はそこに

意識を向けて

みましょう。

 

深呼吸をして、

できるだけ心を

落ち着かせ、

目をつぶり、

体のその箇所に

意識の矢印を

向け続けます。

 

じーっとただただ

向け続けます。

 

例えば、

両肩が重い、

という場合は

両肩のみを

意識するようにします。

 

その時には

できるだけ

思考は止めてください。

 

解釈をしたり

評価をしたり

するのもやめます。

 

ただ単に

両肩を観察する

イメージです。

 

もしくは、

感覚のみを

「楽しもう」

とします。

 

後悔の出来事を思い出し

「感覚を楽しもう」というのは

さすがに無理だろう、

と思われるかも

しれません。

 

しかしあえて、

「そういった感覚を

楽しもう」

「そういった感覚を

味わおう」

としてみてください。

 

言ってみれば

「人間体験」

みたいなものです。

 

あなたが宇宙人だとして、

「へぇ、人間って

こんな感覚の中で

生きてるんだ」

というのを

体験しているイメージです。

 

それくらいに

客観的に

自分の体の反応を

体験します。

 

・・・・・・

 

まずは、

ここまで。

 

ここまではまだ

セルフコーチングの

準備段階ですが、

もしここで

あまりに辛くてしょうがない、

という場合は、

練習として、

もう少し軽めの出来事

で行なってみると

よいでしょう。

 

ここまでで

重要なのは、

「感覚を掴む力」

です。

 

もしもそれが足りないな、

と思われたら、

ぜひ練習してみてください。

体感覚は

普段の日常生活の中でも

いつでも

養うことができます。

 

一つ一つの自分の

行動や体験、

例えば

目に見えるものや

聞こえるものに対して、

体の感覚に

都度、意識を向ければ

よいのです。

 

例えば、

道端で綺麗なお花を

見つけた時、

「あぁ可愛らしいな」

と思うだけでなく、

その時自分の体の

どこがどのように

反応しているか?

を確認するのです。

 

そういったことを

続けるだけで、

たったの数日で

体感覚がよくわかるように

なる人も多いです。

 

私達は

この3次元の世界では

体を使って生きています。

 

体は日々、

いろんなことを

感じ取っています。

 

感じていることを

把握する。

 

それだけのことです。

 

まずはここから

始めましょう。

 

『セルフコーチングを使った

良い後悔の仕方』

は、

明日以降も続けます。

 

つづく

 

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