目の前に
Aという道と
Bという道が
あったとします。
今、その
分岐点にいます。
どちらの道を
進むか?
を迷っています。
Aの道を見れば、
特に障害は
なさそうです。
道は結構
まっすぐに伸び、
先の先まで
見渡すことができます。
Bの道を見れば、
こちらには
ゴツゴツとした
たくさんの岩などが
見えます。
あんな障害物を
越えていかなければ
ならないのか、と
少しゲンナリします。
しかも障害物の
その先は
見えません。
その道が
どこまで続いているのか?
まっすぐ続いているのか?
さえも
わかりません。
さて、
どちらの道を
行きましょうか?
・・・・・・
難易度は
どう見ても、
Aの方が低そうです。
Bにはたくさんの
障害物がありますし。
充実度は、
わかりません。
Aは平凡そうですが、
AにはAなりの
充実感を得られそうです。
Bは冒険が
できるかもしれません。
でも、
いつも不安いっぱい
かもしれません。
でも、
「あえて困難な道を
行きなさい」
という話もあるもんなぁ・・・。
「苦労は買ってまでも
しなさい」
とも言われるし・・・。
でもひょっとすると、
ここから見える障害物を
越えさえすれば、
その先はとても
楽な道になっているかも・・・。
反対にAは、
ここから見ると楽そうだけど、
進めば案外、
ここからは見えない障害が
あるかも・・・。
どっちが
楽しいだろう?
どっちが
自分らしいだろう?
どちらにもそれなりに
楽しさはありそうだし、
自分らしさは・・・、
よくわからない。
う〜む、
どうしよう。
考えれば考えるほど
わからなくなってくる。
・・・・・・
こんな場合、
私だったらどうするか、
を書きますね。
私の場合、
極めて単純です。
わからない内は、
動かない、
のです。
そうは言っても
早く決めなければ
ならない時も
あるでしょう、
・・・とよく言われます。
しかし、
わからない内は
頑として
動きません。
わからない、
とは
「今、決めてはならない」
という
真本音からの
合図です。
今、決めてはならない
のに
今、決めてしまうと
後で必ず
混乱や混沌が起こります。
そして、
結局は物事の進みが
遅くなります。
「風が吹く」
まで
私は待つのです。
・・・・・・
風は
必ず吹きます。
どちらかの方向に
「追い風」が
吹くのです。
そうしたら、
「追い風」になる方向の
道を進みます。
それだけの
ことです。
そこに自分の解釈は
まったく
入れません。
ただし、
そのためには
「風を感じられる自分」
でいることが
大事です。
「風を感じられる自分」
とはつまり、
「真本音度合いの高い自分」
ということです。
常に毎日を、
「自分が本当に
大切にしたいものを
大切にした生き方を
し続けいる」
ことです。
そしてその上で、
ちゃんと自分の迷いと
向き合い続けること。
具体的には、
常に自分に
「問い」を投げ続ける
ことです。
この場合の問いとは、
「Aに行くか、Bに行くか?」
です。
これを常に自分に
問い続けます。
しかし
頭で答えを出そうとは
しません。
理屈で考えながら
答えを出すのは
ただの「解釈」です。
解釈による答えには
必ず「迷い」がつきます。
答えに「迷い」がついている内は
「答え」ではありません。
ですから「答え」が出るまで
ただただ、問いを自分に
投げ続けるのです。
そして「答え」は
「風」が教えてくれます。
これが
セルフコーチング
です。
・真本音度合いを高めた状態で
・自分に必要な問いを投げ続ける
シンプルに言えば
これがセルフコーチングの
真髄です。
これをすれば
常に最善の選択を
し続けることが
できます。
自分と向き合い、
現実と向き合う
人は、
風を感じられるのです。
つづく