まっすぐな
道があり、
レールまでが
引かれている。
あとはそこを
気持ちよく
進むだけ
なのだが、
なぜか、
そのレールに
乗ることを
しない。
それどころか、
道そのものから
外れ、
まったく
見当違いの方向に
向かってしまう。
人間であれば、
そういったことは
十分に
考えられるし、
誰しも
そのような経験は
あるかもしれない。
よく
「レールの引かれた
人生なんて
いやだ!」
という表現が
使われるが、
そもそも
そのレールを
引いたのは
ほとんどの場合、
その人
自身だ。
その人の
真本音だ。
レールがあることを
素直に
感謝すればいいのに、
と
よく私は思う。
レールがあることを
素直に
喜べばよいのに、
とも。
そうすれば
そのレールも
道も
すべてを
ひっくるめて、
楽しめるし、
その上での
「冒険」が
できる。
なぜなら
「レール」とは
進化をするもの
だから。
「レール」そのものが
進化をするのだ。
だから
「レールがあるから
つまらない」
というのは、
あまりにも
つまらない
捉え方だ。
はっきり言って、
「レールの進化」
は
とてつもなく
面白い。
そしてその
進化は、
まったくこれまでに
なかった
新たなものを
生み出す。
レールの人生
とは
惰性の人生
ではない。
レールをとことん
極めることで、
ゼロからイチを
生み出す
ことすら
できるのだ。
そして
それができれば、
さらにまったく
新しいレールを
この世に
もたらすことが
できるのだ。
それこそが
人生の醍醐味
だと
思わないかい?
つづく