区別をつければ楽なんだ

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目の前に

船がある。

 

船と言っても、

ボートのように

小さい。

 

しかも

よく見ると、

泥でできているのでは

ないか、

思うくらいに

不安定で弱々しい。

 

こんな船で

荒海に飛び出せば、

一発で

沈んでしまいそうだ。

 

命の保証は

ない。

 

普通であれば

こんな船、

絶対に乗りたくない

のだが、

 

でも、

私の魂が

「ここに乗るのが

私だ」

ほざいてやがる。笑

 

・・・こんな場合

私はどうするかと

言うと、

 

迷うことなく

その船に乗る。

 

たとえ沈んでも

恐らく

(本当に、恐らくだが)

後悔はしない。

 

・・・・・・

 

目の前に

船がある。

 

今度は

「超」がつくような

豪華客船だ。

 

最新型だ。

 

遊ぶ施設も

充実してそうだ。

 

毎日、

美味しい料理も

満喫できそうだ。

 

快適な日々が

過ごせそうだ。

 

こんな船で

世界一周できたら

さぞかし楽しいだろうなぁ、

と思う。

 

そんな人生

いいなぁ、

と思う。

 

でも、

私の魂が、

「この船には

乗らない」

と言えば、

 

私は決して

乗らない。

 

多分、

(本当に、多分だが)

後悔はしない。

 

・・・・・・

 

これを

「真本音で生きる」

私は呼んでいる。

 

真本音で生きる

とは、

自分の心に素直に

生きるのとは

ちょっと違う。

 

余計に難しくなるかも

しれないが、

あえて言えば、

 

自分の魂の意志

に素直に生きる

 

ということだ。

 

心と魂の違いに

ついては、

あえてここでは

触れないが、

 

この違いを

区別できることは

人生において

とても有意義だ。

 

・・・・・・

 

これは、

心を置き去りにする

生き方、

 

というわけでは

ない。

 

なぜなら、

魂の意志通りに

生きれば、

 

結果として

必ず、

どっかのタイミングで、

心も満足する

からだ。

 

逆に言えば、

どれだけその時の

心が望んだとしても、

それが

魂の意志とは異なる

選択であれば、

 

心は後で

必ず

苦しくなる。

 

心と魂は

分離しているのだが、

 

しかし

根底では

つながっている。

 

心にエネルギーを

与えているのは

魂だ。

 

魂の意志とは

別の生き方をすれば、

エネルギーは間違いなく

減退する。

 

だから、

自分自身の魂の意志を

ちゃんと

自分で知る必要が

ある。

 

・・・・・・

 

私の推奨する

セルフコーチングとは、

 

この、

魂と心の

区別をつける力を

身につけることに

直結する。

 

魂と心の意志の

区別をしながら生きる

状態になるための

自分との向き合い方

だ。

 

言葉を換えれば、

 

真本音と反応本音

の区別をつける

 

ために行なうのが

私の推奨する

セルフコーチングだ。

 

今の世の中は

この区別がないために

混乱している。

 

区別がないから

人生も混乱する。

 

区別をつければ、

すべてが

調和を始める。

 

単純なこと

なんだ。

 

区別は

大人も子どもも

誰もがつけられるように

なる。

 

ただ、みんな

そのやり方を知らない

だけだ。

 

知らないのであれば、

ちゃんと伝えていこう。

 

今の私の活動の

ほぼすべては、

 

これに尽きるかな。

 

つづく

 

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