成長意欲を
持つこと自体は
とても尊いことだが、
みんなちょっと
「自分を変えよう」
と
し過ぎな気がするよ。
例えば、
「私は人を信じる
ことができないのです」
という人がいた。
その人は、
「だからまずは
人を信じる自分に
ならねば」
と考え、
努力をされていた。
それ自体は
尊いことだと思うが、
結局はなかなか
そんな自分を変えることは
叶わず、
というよりも
その努力をしようと
すればするほど
空回りし、
ずっと同じ場所で
足掻き続けることに。
何度も言うが、
その努力自体は
尊い。
しかし
次のように考えることも
大事だと
私は思うんだ。
つまりは、
「こんな私を
私はどう活用しようか?」
と。
人を信じることの
できない自分を変える
のではなく、
人を信じることの
できない自分を
どう活用するか?
ということだ。
そんな自分だからこそ
何をどうすれば
よいか?
そんな自分だからこそ
できることは何か?
そんな自分だからこそ
逆に
大切にできることは
ないか?
という
発想である。
そして、
何か思いつくことが
あれば、
それを早速
実行に移してみる。
すると、
今の場所から
少しは進むことが
できるだろう。
少しでも進めたら、
景色は変わる。
違った自分や
違った展開が
観えてくる可能性も
ある。
つまり私は、
すべての始まりの
基本は、
「存在承認」
だと思うのだ。
「そこにあるものを
そのままに
あるがままに
その存在を
承認する」
こと。
その
「あるがまま」
を
どのように活かせば
よいかを
発想すること。
自分を
変えることよりも、
自分の場所を
変えてみること。
一歩でも
進んでみること。
そんなところから
始めてみることを
オススメするよ。
つづく