現象は現象だ

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今の世の中は、

 

今の私達は、

 

「現象」に

揺らされ過ぎだな。

 

ちょっと何かが

起こると、

大きく

右に揺れたり

左に揺れたり

上に揺れたり

下に揺れたり

 

いつも

騒がしい。

 

ポンっと

ちょっと肩を

叩かれたくらいで、

 

飛び跳ねるように

驚く。

 

常に何かに

ビクビクしている。

 

過剰反応。

 

その連続の

ような生き方と

行き方。

 

脆弱だな、

と思う。

 

「現象」に

振り回され、

「現象」が

すべてであると

思い込んでいる。

 

すべての「現象」には

本質があり、

その本質のことを

「実在」と言うが、

 

もう少しみんなが

「実在」を

感じ取れるようになれば、

 

世の中はもっと

平和であり

調和するのになぁ、

 

私達の生活の

一歩一歩は、

 

日常の

一挙手一投足は、

 

もっと

地に足のついた

安定したものに

なるのになぁ、と

よく思う。

 

右往左往して

何も見えなくなるよりも、

 

しっかりじっくり

物事の展開を

見つめ(観察し)、

 

本当に

「こうしよう」と

迷いなく思える事柄

のみを

行動に移す。

 

その連続で、

すべてが

調和するのになぁ。

 

「現象」に

捕らわれるということは、

 

目を瞑ったままで

走るのに等しい。

 

それは

危険だ。

すぐに転ぶし、

すぐに何かに

ぶつかるよ。

 

物事の

「実在」を、

本質を感じ取れば、

 

私達は常に

ちゃんと目を開いた

状態で、

 

今、

何をすればよいかが

しっかりわかる。

 

何をすれば

よいか。

 

何をしては

ならないか。

 

それはすべて

「直観」として

わかる。

 

答えはすべて

私達の中に

ある。

 

外の情報は、

その答えに行き着く

ための

きっかけに過ぎない。

 

もっと

落ち着いて

生きよう。

 

「直観」とは

落ち着いた人から

発せられるものだし、

 

「直観」に基づき

生きることで、

その人は

落ち着いて進むことに

なる。

 

思いつきと

直観は違う。

 

右往左往するのは

単なる思いつき。

 

直観はもっと

静かな

ものだ。

 

静かで

とてもエネルギーが

高く、

 

あたたかく

安らぐ

ものだ。

 

つづく

 

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