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バランス
というものは
とても大事なことだと
思うのだが、
しかし私は
意図的にバランスを
取ろうとはしない。
バランスを意図すると
結果的には
「表面的な安定」
しか得られないことを
いやというほど
体験してきたからだ。
私自身も。
私がサポートさせて
いただいた人や
組織も。
端的に言えば、
「表面的な安定」
とは
「バランス」の真逆だ
とさえ思ってしまう。
本来のバランス
とは
表面上は結構、
荒れていたりする。
例えば、
人の心で言えば
とても感情が豊かで
ちょっとしたことに
すぐに一喜一憂する
人がいるとして、
その人が
「一喜一憂はいや」
だからと言って
バランスを取ろうとする。
一喜一憂のデコボコを
もっとなだらかなものに
しようと努力する。
そしてそれがもし
上手く成されたとしたら、
私はそこに
不安定さを感じる。
それも強く。
逆に、
「一喜一憂する自分」を
もうそういうものだと
諦め、
そんな自分に
委ね、
あるがままに
一喜一憂すると、
その人は
根底から安定し、
その人にしかない
「アンバランスのバランス」
を実現する。
表面的には
アンバランスに見える
のだが、
しかしそれこそが
その人にとっての
バランスであり、
それによって
その人本来の魅力や
安定感が生まれ、
真本音の人生が
始まるのだ。
人の個性
という意味で言えば
以上のようなことを
よく感じるのだが、
組織の個性
ということでも
まったく同様であると
私は思うのだ。
表面上、
安定している組織は
はっきり言って
面白くも何ともない。
しかも
ほとんどの場合
脆弱だ。
自分達の範疇を
超える現実が来ると、
すぐにその安定は
崩れ去る。
本当にバランスの
取れた組織は
表面的には常に
「何か」が起こり、
いつも流動的で、
昨日と同じ場所に
いない。
そしてその原動力は
恐らく
「成長意欲」
だ。
私の言葉で言えば
「進化意欲」
だ。
進化する人や組織が
表面上、安定するなんて
それこそ
不自然なことだ。
だから、
不安定な状態を
恐れる必要は
まったくない。
次々に
「何か」が起こる
ことを
恐れる必要は
まったくない。
もう毎日、
大変だよ!
という状態こそが
実は
最善のバランス
なんだよな。
つづく
今日、
ある若い企業と
出会った。
社員の平均年齢は
20代前半
と言う。
今日はお二人と
お話しさせていただいたが、
その内のお一人は
今日が24歳の誕生日で、
「私が社員の平均年齢を
押し上げてます」
・・・だと。笑
私は
「若さ」とは
「成長意欲」であると
考えているが、
彼らは年齢も
さることながら、
成長意欲も素晴らしく、
一緒にいて
実に清々しかった。
立ち上がって
まだ4〜5年の会社
らしいが、
すでにもうメディアなどにも
取り上げられ、
お客様からの
信頼も厚く、
何よりも
「確信」を持った
お仕事をされているのが
伝わってきた。
これから彼らとは、
共に歩ませていただく
ことになりそうだが、
このタイミングでの
この出会いに
私は素直に
感謝した。
・・・・・・
今日、彼らとの
引き合わせを
してくれた
私のビジネスパートナーも
20代だ。
気がつけば、
私は、
20代の若者達と
共に真剣に未来を
考える時間が
とても増えた。
今後も
この流れはさらに
加速する。
ちなみに私の
精神年齢は
27歳で止まっている。笑
彼らと一緒にいても
私としては
丸っきり彼らに
溶け込んでいるのだが、
彼らは
どう思ってるかな?
・・・・・・
今後は
彼らと共に、
様々なブレイクスルーを
起こしていくことに
なるだろう。
だから最近は
考える時間が
とても多くなった。
これまでの視野から
逸脱した発想が
求められている。
私がこれまで
養い続けてきた
セルフコーチングの力や、
真本音発想の力が
本格始動できるのは、
ここからだな。
つづく
「前に向かって
進みましょう!」
とよく言われますし、
私もよくそんな
言い方をします。
しかし実はそれは
何の特別なことでも
ありません。
私達人間は
もともと
「前に向かって進む」
存在です。
そのように
出来上がっている
生き物です。
よくマグロが
「泳ぎ続けないと死ぬ」
と言われますが、
人間も同じです、
本質的には。
止まると
死んでしまうのです。
まずは
魂が死にます。
「死ぬ」というと
ちょっと語弊が
あるかな。
「死に体になる」
と言った方が
良いと思います。
魂が死に体になると、
次に心も
死に体になります。
すると
その次は体に
影響が及びます。
とても残念で
悲しいことですが、
このように
魂が死に体になっている人が
多いのが
この世の中の特徴です。
止まってしまって
いるのです。
進んでいないから
です。
それを
「進む状態にする」
のが
私のサポートの本質
です。
・・・・・・
進まなければ
ならないの?
なんて、
疲れる存在なんだ、
人間は。
・・・と思われるかも
しれません。
しかし
誤解しないで
ください。
休憩してはならない
ということでは
ありません。
マグロだって
睡眠をとります。
睡眠をとりながら
進むそうです。
休憩と、
止まること、
は全く別のことです。
休憩を取りながらも
進むのです。
というよりも、
休憩をきちんと
とるからこそ、
より望むスピードで
私達は進めます。
そして
さらに言うならば、
進んでいる
その状態こそが、
私達にとっては
とても静かで
平穏で
安定して
安心できるのです。
リラックス
できるのです。
進むとは、
リラックスすることを
やめなさい
と言うことでは
ありません。
進むからこそ
落ち着いて
リラックスして
満たされて
自分らしく
自然体で
いられるのです。
それが
私達人間の
本質です。
なぜなら人間は
「進化の象徴」
そして
「進化という実在の反映」
だからです。
・・・・・・
「成長意欲を
持ちなさい」
とも
よく言われます。
いやいやいや、
人はもともと
成長意欲の権化
です。
もし
成長意欲が
減退しているならば、
それは
成長意欲を止めてしまう
何らかの阻害要因が
あるのです。
まぁもっとも
今のこの世の中は
その阻害要因に
溢れているわけですが。
私達は誰もが、
自然な状態に戻れば、
つまりは
自分を取り戻せば、
自然に成長意欲は
湧きますし、
前に進もうとします。
「前向きに生きろ!」
なんて
わざわざ言わなくても
よいのです。
前向きに生きようと
するのが
もともとの私達
だから。
それは
大人も子供も
変わりません。
人類全員に
言えることです。
その本質を
見誤ると、
人のサポートは
おかしなことになります。
・・・・・・
人には誰も
「真本音」があるんだ、
という真実を
知ることができ、
自分自身の真本音を
大切にし、
真本音度合いを
高めるようになってから、
私は
一つ大変に
驚いたことがあります。
それは
自分自身の
成長意欲の
あまりの高さに
です。
えっ?
俺はこんなにも
成長したいと
思ってるの?
と愕然とするくらいに
成長意欲が
高いのです。
今ですら、
よく愕然と
します。
もちろんこれは
私一人に限ったことでは
ありません。
私が自身に感じる
この意欲の高さは、
すべての人が
同じです。
すべての人が
自然体になれば
その意欲は
必然的に姿を
現します。
私のサポートとは
それをするだけの
こと、
という言い方もできます。
人が自然体に戻り、
自ら内包する
その成長意欲が
顕在化すれば、
あとは勝手に
その本人が
進んでいきます。
そこに
「意図」は
必要ありません。
むしろ
「意図」を
手放すことで、
その人は
次々に「想定外」の
凄いことを
成し遂げ続けます。
もしそういった
一人一人の集まる
組織であるならば、
その組織は
凄いことになります。
そして私は
そのように
組織が凄いことに
なっていくのを
傍から眺めるのが
人生の喜びです。
人って
やっぱり
本当に凄いんだなぁ。
組織って
本当に
凄まじいなぁ。
22年今の仕事を
続けていますが、
その感嘆と感激は
今もって
まったく衰えません。
というか、
今も日々、
高まり続けています。
・・・・・・
世の中全体の
潮流。
いろんな人々と
向き合っていますと、
そういったものを
ある瞬間に
実感します。
今の世の中の
潮流を
一言で表現すれば、
その
「成長意欲」
ということになると
私は感じています。
ひょっとすると
私達人類は、
人類史上例がないくらいに
今は
成長意欲が
高まっているのでは
ないでしょうか。
とさえ
思う瞬間が、
この5月に
頻発しました。
この感覚。
はっきり言って、
初めての体験ですし、
ワクワク、
というか
ゾワゾワします。
今、
私達人類は
何かを
始めようとしているのでは
ないでしょうか。
もしくは
新たなステージに
入ろうとしている、
いや、
入ったのでは
ないでしょうか。
ますます
毎日のお仕事が
楽しくなりそうです。
つづく