目を閉じてください。
今、自分が一本の道の途上にいるイメージを
してください。
イメージといっても、頭で無理に創り出すのではなく、
自然に浮かび上がってくるイメージを
待ってください。
道が見えますか?
道の先に目を向けてください。
これから自分が進んで行こうとしているその道は
まっすぐな一本道ですか?
それは伸びやかに未来に向かって、
淀みなく伸びていますか?
それは気持ちの良さそうな道ですか?
その道の先には、光がありますか?
もしそういった感覚がなければ、
あなたには何らかの修正が必要です。
今立っている道が違うかも知れません。
もしその道で良かったとしても、
その道の先に障害があるのでしたら、
今はまだ、その障害ときちんとあなたは
向き合っていないのかも知れません。
今実際に、どれだけの苦境にあろうとも、
あなたの中から自然に浮かんでくる道が
まっすぐに気持ちよく伸びているのであれば、
必ず現実においてもあなたの道は開かれます。
もしそうでないならば、
今、何らかの修正が必要です。
さらに問います。
そのあなたの道の先には、
大勢の人達の笑顔が待っていますか?
それとも、それはあなた一人だけの道ですか?
もし、あなた一人だけの道だとしたら、
今の現実においては、あなたは独りよがりな
選択をし続けている可能性があります。
これから自分の未来がどうなるのか?
それを最もよくわかっているのは、
本当は自分自身です。
なぜなら、
真本音で進む未来は必ず実現するからです。
実現しないのであれば、
それは真本音の道ではないのです。
もちろんそれは短期的な意味ではありません。
短期的に見れば、物事が上手くいかないことは
たくさんあります。
それらの経験が、真本音の未来を実現するための
財産にもなります。
ただ、心を鎮めて自然に浮かぶ道が
まっすぐではないとしたら、
その道は長期的に見ても、あなたの望む未来は
実現してくれません。
今、自分は真本音の道にいるのかどうか?
今、自分は真本音の通りに進んでいるのかどうか?
それを一番よくわかっているのは、
自分自身です。
だから、未来がどうなるのかは
自分が一番よくわかるのです。
しっかりと、
今あなたの中にある道を見極めた上で、
自分に降りかかる現実と対峙しましょう。
先日、あるクライアントさんがおっしゃっていました。
「自由とは、何でしょうね?」
その方は、続いてこう言われました。
「私は、どれだけ状況が自由であっても
心が自由でなければ、それは自由とは言えないのではないか、
と思うんです。」
どのような状況下にあっても
心が自由であること。
そんな人はきっと、
常に、心の中では、自分自身の真本音の
一本道に立っています。
いついかなる時にも、
心が自由な人こそが、
望む未来を創るのだと思います。
平井さんのメッセージを思い出します。
社長と平井さんの公開コーチングを初めて
社員さん達の前でさせていただいた時、
(→前回記事)
平井さんは社員さん達に向かって、
こう言われたのです。
「みんな、もっと心を自由にしようよ!
みんな、窮屈なんだよ。
以前の私も窮屈だった。
でも、今の私は心が自由だ。
そっちの方がよほど仕事は楽しい。
みんな、心が窮屈すぎて、私はつまらない。
私は心の自由な人達と仕事をしたい。
みんな、もっと心を自由にして、
仕事に取り組もうよ!」
これが効いた。
もちろん、すべての社員さんに効いたわけではありません。
でも、その時はまだわずか数名でしたが、
この平井さんの言葉が、ぐっと響いた人達がいました。
彼らはその後、平井さんの会社の幹部として
大活躍をされるようになります。
この日が、“平井チーム”の
スタートでした。
つづく