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ちょっとした簡単な
自問自答を
してみよう。
単純に
自分自身に
この問いを投げてみよう。
「今、毎日、楽しい?」
まるで他者に
投げるように
自分に投げてみたら、
どんな答えが
浮かんでくるかな?
次に、
こう投げよう。
「今の毎日の楽しさは
100点満点で何点くらい?」
自然に浮かぶ数字を
自覚しよう。
例えば、
40点だったとして、
「0点ではなく
40点だと思えた理由は
何だろう?」
そして、
「100点ではなく
40点になってしまった
理由は何だろう?」
というように
順番に自問自答しよう。
浮かぶ答えは
すべて紙に書くと
いいかな。
書いているうちに
次の発想が
浮かぶことがあるから。
そして最後に、
「では、40点を少しでも
点数アップするために、
何をする?
何をしない?
何を変化させる?
何は変化させない?」
やはり紙に
どんどん書こう。
そして
「これをやってみよう!」
と自然に思えることが
あれば、
ぜひ実行してみよう。
簡単なセルフコーチング法
の一つでした。
つづく
『超加速』
・・・それは、新たな自分との出会いです。
しかし「新たな自分」と言っても
別物の自分になるわけではありません。
「本来の自分」を取り戻す、
ということです。
(→前回記事)
ではなぜ私達は、
そこまでして、「超加速」をしようと
するのか?
なぜそこまでして
「本来の自分」を取り戻そうと
するのか?
まず最も単純な答えは、
それこそが、幸せだからです。
私達は、「本来の自分」を取り戻すために
生まれてきた、と言っても過言ではありません。
そのためにわざわざ、
「本来ではない自分」として
ここにいます。
わざと「本来ではない自分」として現れ、
「本来の自分」に戻っていく。
それをすることで、
「本来の自分」を進化させることが
できるのです。
その「進化」こそが、
私達の根本的な欲求であり、
本能の中心に位置するものです。
「人間は進化のために存在する」
と言い切っても良いのではないか、と
私は多くの方々と徹底的に向き合う中で、
そして自分自身と徹底的に向き合うことで
知ることができました。
「進化の過程にいる」という実感を得ることで、
私達は「根本的な幸せ」を
感じることができます。
何かが足りない。
どうしても空虚感が拭えない。
どれだけ現実が幸せな状態になっても
満たされない。
・・・それらはすべて
「進化」の実感がないからです。
「進化」の実感がないことで、
私達は生きる意味を見失いなす。
虚脱感や虚しさに
苛まれるのです。
単純なことなのです。
ですから、2018年以降は、
皆が一気に「本来の自分」を取り戻し、
進化を遂げ、
進化した自分としてさらに先に進もう、
・・・そう考えています。
そしてそのために、
今、何をすれば良いか?
の答えが、私達の真本音の意思です。
『私は今、
本当は、
何をしたがっているのだろうか?』
その問いを常に、
自分自身に投げ続けることです。
「思考する」のではなく、
「自問自答する」のです。
つまり、
頭の中で理論的な答えを無理に
見つけるのではなく、
・自分に問いを投げ続け、
・自然に浮かぶ答えに
・素直に動く
のです。
さて、
私達はなぜ、「超加速」しようと
しているのか?
その答えは、
他にもあります。
つづく
「自問自答」について
もう少しお話しします。
(→前回記事)
通常の「思考」によって導き出すよりも
「自問自答」によって得られる答えの方が
自分自身の真本音に
より近い答えが出やすいです。
それはなぜか?と言いますと、
私達の真本音の中には
たくさんの「問い」が詰まっているからです。
私達人間の本質とは、
「問いを持った存在」
であると、という言い方もできます。
「問い」とは
「願い」です。
「願い」とは
「問い」です。
一つの強烈な「願い」を持つということは
その願いに近づくための「問い」が
必須となります。
その「問い」を大切にし続けることが
「願い」への道を開きます。
真本音とは、
「揺るがぬ願い」の結晶体です。
ということは、
そこには様々な「問い」が
セットで存在しているのです。
そういう視点で言えば、
真本音で生きるとは、
「自らの問いに素直に生きる」
ということになりますし、
「自らの問いの答えを、
生きることを通じて得ようとする」
ということにもなります。
「問いへの探求」。
これが私達の根本欲求の一つですし、
それこそが
「進化への道」
でもある、ということです。
ですから私はコーチングをする時に
必ず、
「このクライアントさんは
真本音でどのような問いを抱きながら、
生きている人だろうか?」
という見方をします。
そして、その問いを
必死にキャッチしようとします。
真本音の問いに常に結びつくような
問いを投げるようにします。
すると、
そういった問いを投げること自体が
そのクライアントさんの真本音度合いを
著しく高めます。
その問いを受けることで、
真本音が喜ぶからです。
皆さんの中にも必ず
あるはずです。
自分自身がどうしても渇望して止まない、
根源的な問いがあるはずです。
あぁ私は、この問いの答えを見つけるために
生きているのではないか?
というものがあるはずです。
例えば、私の場合、
真本音の問いの一つは
『自由とは何か?』
というものです。
この問いを初めて意識したのは、
19歳の時です。
当時、私は登山に夢中になっており、
登山のパーティーのリーダーをした時に、
メンバーの心がバラバラになってしまった
という経験をしました。
その原因はリーダーである私自身に
あったのですが、
その時、私が感じたのは、
そこにいる誰もが「自由ではない」
ということでした。
全員が好きで登山をしているにも
関わらず、
そして、自らの意志でパーティーに
参加しているにも関わらず、
誰も、自由ではなかったのです。
私自身も含めて。
その現実の中で自然に湧いてきたのが
『自由とは何か?』
という問いでした。
あれからすでに30年経っていますが、
今もその問いは
私の探求テーマです。
この問いとずっと向き合い続けることで、
私の人生は形創られてきた
とも言えます。
そしてそういった問いに素直に
向き合ったからこそ、
紆余曲折の多い人生でしたが、
私は後悔なく、ここにいます。
この問いは、
私が人生を終えるまで、
絶えることはないでしょう。
問いに向き合うことそれ自体が
私の喜びであり、
内側から自然にパワーが湧いてくる
私のエネルギーの源です。
もちろん、
私の真本音の問いはそれだけでは
ありません。
人生を進むうちに、
たくさんの問いが明確になってきました。
不思議なことに、
真本音の問いは、
増えれば増えるほど、
喜びが大きくなります。
問いが増えるということは、
迷いが増えるというようなイメージが
ありますが、全く逆で、
問いが増えれば増えるほど、
私には、「確信」が増えました。
迷いがなくなりました。
問いが増えれば増えるほど、
人生が明確になり、
すべきことが明確になり、
ビジョンが明確になりました。
それが
「真本音の問い」
です。
ですから私が、多くの方々にメッセージしたいのは、
問いから逃げないでください、
ということです。
自分の中にある問いから
目を背けずに、
問いに対して真摯に向き合ってください、
ということです。
残念ながら、
初対面でお会いする人々の内、何割かは、
私がキャッチしたその人自身の真本音の問いを
そのままダイレクトに投げると、
その瞬間に、拒絶反応をされたり、
「そんな難しいことは、私にはわかりませんから」
と逃げ腰になってしまいます。
ですから、
その人の真本音の問いをこちらがキャッチできても
すぐにその問いをご本人にお伝えするわけには
行かないケースが多いです。
その場合は、
その人の真本音度合いを上げることによって
その人の「準備」を整え、
その上で初めて、その人自身の真本音の問いを
投げる、ということをします。
それでようやく、ご自身の問いと向き合うことに
なるのですが、
その時点が、その人の真本音の人生の
スタートとなります。
ようやくの、スタートです。
すぐに問いを投げられない人の割合は、
私の経験で言えば、
約8割です。
つまり8割の人が、
自分自身の人生の探求テーマと
向き合っていないということです。
真本音の道とは別の道を
進んでいるということです。
これが今の世の中の現状です。
これを何とかしたいと、
私は思っています。
これも私の探求テーマの
一つです。
つづく
自問自答。
私達現代人にとって
今最も必要なのは、これかもしれないと
最近、私は強く思います。
「自問自答」とは、
「思考」とは異なります。
まず、「自問」とは
自らに問いかけることです。
まるで自分自身を他人のような感覚で
自らに問いを投げます。
それが難しいようであれば、
鏡を見ながら、鏡の中の自分に
問いかけるとよいでしょう。
そして、「自答」とは、
問いを受けた自分の中から
自然に湧き上がってくる答えを
「待つこと」です。
決して、
頭で答えを形作ってははいけません。
私達の本当の答え、
つまり、真本音の答えは、
頭の中にはありません。
とは言え、
思考は大事です。
私は、思考とは
「思考を超えた答えを見つけ出すための
有効な手段である」
と思っています。
懸命に思考することで、
思考を超えた答えが見つかります。
思考をしながら、
思考の範疇の答えを見つけ出しても
私達人間は本当の意味では
納得できません。
確信を伴った直観的な答えに
たどり着いた時に、
初めて納得します。
確信とは、
迷いのない答え。
淀みがゼロの答えです。
それは、
思考の範疇からは決して
出て来ません。
しかし、とことん思考をすることで
思考以外のところからやって来ます。
そういった意味で、
思考は大事ですが、
思考に捕らわれてはいけません。
そして、
自問自答を毎日のように繰り返すことで、
その、思考そのものもいつしか
必要なくなります。
いえ、正確に言えば、
思考はするのですが、
最低限の思考だけで大丈夫になります。
要するに、
確信的な直観を
意図的に引き起こすことができるように
なります。
直観力とは、
物事をよく考えない(思考しない)人からは
生まれません。
しかし、とことん思考をする人は
思考をそれほどしなくてもよいくらいの
直観力が養われます。
そしてそのためには、
自問自答を繰り返すのが
最適・最速です。
これまで、頭の中でグルグルと
考えていたことがあれば、
自分をまるでクライアントのように捉え、
自分自身に問いを投げてみましょう。
今の自分には
どのような問いを投げることが最善か?
を考えてみましょう。
すると、
問いを投げることがいかに重要か?
そして、
最適な問いを見つけることがいかに重要か?
をお分かりいただけると思います。
コーチングとは、
その、問いの部分をサポートすることですが、
コーチングを受けることで
自問自答力を増すこともできます。
それはつまり、
直観力を増すことです。
自らの進化のための自問自答。
自らの真本音の答えを
見つけ出す自問自答。
そういった力を養うことが
私のコーチングの目的の一つです。
そして、
自問自答力のついた人達が集まり、
お互いに問いを投げ合うことで
一人一人の自問自答の範疇を超えた
発想を掘り起こし合う。
これが、チームコーチングの本質です。
つまり、
自問自答できるチーム(組織)を創る。
これが私が大切にしている
組織サポートの本質です。
まずは。
答えがすぐに見つからなくてもよいので、
自分自身に問いを投げること。
投げ続けること。
そのためには、
どのような問いを投げることが
今は最善なのか?を
それこそ、必死に考えること、ですね。
つづく