若者

若者はまだ眠っている

 

あなたは

普通の成長の仕方で

満足がいくかい?

 

それとも

逸脱した成長を

してみたいという

欲求があるかい?

 

ステップアップという

言葉があるが、

階段を一段一段着実に

登って行く成長も

私は素晴らしいと思う。

 

しかし、それと共に、

「階段なんて関係ないや!」

という勢いで、

何段もひとっ飛びで

駆け登ったり、

 

もしくは、

登る階段そのものを

根底から変革し、

ロープウェイにしてしまったり、

 

そんな成長も

凄いな、と思う。

 

逸脱した成長。

 

もっとも

本人は、自分は逸脱した成長を

し続けている、

と思いながらも、

本質的には全然そうではない

という例は

たくさんある。

 

それはそれとして

ここでは横に置いておいて、

 

本質的な成長で

かつ

逸脱した成長を遂げようと

する人を見ると、

 

結構、私は

シビれてしまう。

 

応援したくなる。

 

実はそんな若者が

増えている。

 

・・・・・・

 

若い人が

逸脱した成長を

目指す姿を見ると、

ついつい

「もっと着実に行けよ」

と言いたくなるのは

人間味だろう。

 

しかしこれからの時代、

本当に必要なのは、

 

「もっと行けよ!」

 

と、

後ろからさらに

加速をサポートするような

大人達の意志である

と、

私は思っている。

 

もちろん若者にも

いろんな人がいる。

 

だから一概に

決めつけてはならないが、

 

しかし

はっきり言おう。

 

特に20代以下の

若者達の何割かは、

 

それ以上の世代の

我々には持っていない

「何か」がある。

 

その「何か」は

非常に次元の高い

何かだ。

 

それを、

我々世代の価値観をもってして

潰してはならない。

 

ちょっと極端に言えば、

縛りつけることによって

成長を促す時代は

終わった。

 

もっと極端に言えば、

 

あえて

「レベル」という言葉を

使えば、

 

彼らは

我々よりも明らかに

レベルが高いのだ。

 

何のレベルか?

 

と問われれば、

 

一つは、

意識のレベルであり、

 

一つは、

それに伴う

能力のレベルだ。

 

彼らがそれらを

素直に発揮できるように

なれば、

 

この世の中は

次世代、次々世代へとつながる

素敵なものと

なって行くだろう。

 

そのための

想いと、手段と、仕組みの発想を

彼らは

持っている。

 

ただし。

 

それらすべては

まだまだ彼らの心の奥に

眠っている。

 

眠ったものを

掘り起こすのは

彼ら自身だ。

 

我々世代は

それをサポートすることが

役割だ。

 

と、私は強く思うのだ。

 

これから私は

もっともっと

若い人達と接し、

共に進もうと思う。

 

そして、

同じように考える私と同じ世代の

人達とつながり、

やはり、共に進もう

と思う。

 

企業サポートも、

「若い人達が活躍できる組織」

に進化するためのサポートが

主となるだろう。

 

これが

現時点における私の

志だ。

 

つづく

 

本当の成長を欲しているんだ

 

人生を進めている

つもりになっていても、

実は

まったく進んでおらず、

同じ場所で

足踏みをし続け、

 

足踏みをすることで

汗をかき、

 

汗をかくことで

「私は頑張っている」

自己満足している

人は、

残念ながら

とても多い。

 

以前にもよく

書かせていただいたが、

 

成長には

2種類があって、

それをあえて

名付けると、

 

・進化

・膨張

 

となる。

 

「進化」とは

次元を高めること。

 

「膨張」とは

同じ場所で

規模や能力など

のみが

大きくなることだ。

 

単なる膨張を

しているだけで、

満足をしている人が

多いのが

今の社会だ。

 

私は、

膨張のことを

成長とは

思っていない。

 

本来の成長とは

進化があっての

もの。

 

そして、

進化のないサポート、

つまりは

膨張のためだけの

サポートは

一切やらないと

決めている。

 

しかし

とても残念なことだが、

 

進化など

どうでもいい。

とりあえずは、

膨張さえすれば

それで

いいではないか。

 

思っている人は

とても多い。

 

経営者も

含めて。

 

注意していただき

たいのは、

 

能力の成長

 

も、

それのみであれば

膨張である

ということだ。

 

言い換えれば、

実力のみの成長

単なる膨張だ。

 

以上を踏まえた

上で

あえて断定すれば、

 

今の若者の

何割かは、

 

進化への欲求が

極めて高い。

 

逆に言えば、

単なる膨張に

対して

やりがいや生きがいを

感じなく

なって来ている。

 

膨張のために

頑張れ!

を言われても、

無気力・無関心に

なる。

 

私は、

登校拒否になって

しまっている

未成年者のサポートを

させていただくことも

あるが、

 

彼らの何割かは、

(本質的には)

膨張のみを

強いろうとする

社会に対しての

拒絶感を持っている。

 

しかし

そういった彼らでも、

進化を感じられる

物事に対しては、

途端に

エネルギーを

発揮したりする。

 

進化に対しては

苦労をしてもいい。

 

どころか、

 

進化のために

努力や苦労をしたい!

望んでいる人は

多い。

 

しかし、

それが一体

どういうことなのか、

 

どうすれば

いいのか、

 

まったくもって

わからない。

 

大人達は

そこのところを

何も教えてくれない。

 

だから

単なる無気力

無関心になる。

 

という状態だ。

 

もちろん、

そのような状態でも

私は

自らの人生は

自ら進むことで

拓いていくことが

重要だと思っている。

 

進化への欲求が

あるならば、

自ら動けよ。

 

とも思う。

 

しかし人は、

あまりにも

何もわからなければ、

何もできなくなってしまう

ものだ。

 

「守破離」という

成長の段階があるが、

 

彼らはまだ

(多くの若者はまだ)

「守」の段階だ。

 

例えば2歳の子供に、

「進化のために

自ら人生を創りなさい」

と言っても

ほぼ不可能なのと

同じだ。

 

ちゃんと彼らに

「教える」

ことのできる大人が

必要だ。

 

その役割を果たすのは、

これからの時代に

おいては、

私は

 

「企業」

 

だと思っている。

 

ビジネスや仕事を

通じて、

生活を成り立たせ、

その土壌の上で

進化を起こす。

 

そういった「企業」が

増えることこそが、

これからの時代を

創る若者達を

活性化させる

最も重要な方法だと

思っている。

 

逆に言えば、

そういった「企業」が

増えなければ、

若者達の本来の力は

発揮されない。

 

若者達の本来の力

を発揮できる

「企業」

を増やさねば

ならない。

 

しかし、

現時点では

どうすれば進化できるか?

を明確に知る「企業」は

 

実に少ない。

 

だから、

そういった「企業」を

増やすことに

私は邁進する。

 

そしてこれは当然

私一人でできることでは

なく、

進化をサポートできる

「コーチ」を

増やすことも

必須だ。

 

そして

「コーチ」の

最低条件は、

 

進化とは何か?

 

どうすれば

進化できるか?

 

を知っていること

だ。

身をもって。

 

それを知るために

絶対的に必要なのが、

 

進化のための

セルフコーチング

 

だ。

 

進化のための

自分との向き合い方

 

であり、

 

進化のための

自己マネジメント

 

だ。

 

セルフコーチング法を

広めることが、

やはり

肝要だな。

 

つづく

 

若者を応援したい

 

私は

若い人達を

応援したい。

 

若いから、

という

理由ではない。

 

今の若者は、

「最大速で進もう」

という強い意志を

持っている人が

多いからだ。

 

もちろん、

人によっては

その意志は

まだ眠っている。

 

しかし、

何らかのきっかけで

すぐに

目を覚ましそうだ。

 

そんな

空気感を

放っている人が

多い。

 

本当は

年齢には関係なく、

私はそういった

人達を

応援したいのだが、

 

結果として

若者に目が行くのが

最近の傾向だ。

 

それだけ彼らは

目覚めようと

している。

 

・・・・・・

 

ところが、

今の世の中の

仕組みや、

 

もしくは

会社の状態は、

 

決して

意志を持った若者

にとっては

優しくない。

 

彼らが

活躍しづらいのだ。

 

我々の世代

以上の人達は、

今の社会を

創ってきたが、

 

その社会とは、

「反応本音の

強い人が成功

できる社会」

だった。

 

真本音度合いの

高さよりも、

「執着の強さ」

がものを言う

社会を創ってしまった。

 

その結果、

社会貢献意識

よりも

我欲の強い人が

成功するように

なった。

 

まぁ、

短絡的な表現を

あえてしているが。

 

今の若者は

真本音度合いの

高い人が多い。

 

彼らは

感受性が高い。

 

しかし、

その結果

今の社会に対して

拒絶感や虚無感を

抱いてしまっている

人も多い。

 

その結果が、

登校拒否や

引きこもりとして

現れてしまっている。

 

もちろん

すべてがそう、

ということでは

ないだろう。

 

しかし私は

そういった若者を

何人も見てきた。

 

真本音度合いが

もともと高く、

感受性も

高い人達が

 

本来の魅力と

能力を

発揮できる場所が

増えるといい、

 

と心底

願っている。

 

今の私が

すぐにできることは、

そういった

企業を増やすことだ。

 

そのために、

企業様のサポートを

させていただいている。

 

今後、

伸びる企業かどうか、

のパラメーターは、

 

若者が

伸びる会社かどうか?

 

のように

思う。

 

若者は経験が

ないから、

 

などと

言っている場合

ではない。

 

もう時代は

変わったのだ。

 

これからは

真本音の時代

だ。

 

若者が引っ張る

時代でもある。

 

新たな時代に

適合した

組織を創っていこう。

 

私は強く

そう思う。

 

と同時に、

そういった組織創りを

サポートできる

「コーチ」を

本当に

増やしていきたい。

(→【コーチ探し、始めます】)

 

つづく

 

屈託のない笑顔はあるか

 

屈託のない

笑顔というのは、

いいねぇ。

 

どれだけ

年齢を重ねても、

まるで

子どものような

無邪気な笑顔を

見せる人が

いる。

 

その瞬間は

ハッとするような

風が吹く。

 

実は。

 

真本音度合いが

高まると

そういった笑顔が

増える。

 

心の中の

余分な何かを

手放せば手放すほど

そういった笑顔が

増える。

 

人間は

まずは

笑顔から

変わるもの

なのかもしれない。

 

・・・・・・

 

実は。

 

今、

日々

感じていることであるが、

 

赤ちゃんでも、

2〜3歳の幼児でも、

険しい笑顔の

子ども達が

増えた。

 

笑顔の奥に

苦しさが

観える。

 

すると私も

とても

息苦しくなる。

 

電車の中などで

そのような

子ども達を見ると、

いったいこの社会は

どうなってしまったのか、

思わざるを得なくなる。

 

私は日々、

次世代の子ども達に

よりよい社会を

残したい、

との想いで

今のお仕事を

続けているが、

 

それよりも前に

子ども達が

子ども達でいるうちに

潰れてしまうのでは

ないか、

という危機感を

 

今はとても強く

持つようになった。

 

私は、

子ども達の

真本音度合いを

もっと

高めたい。

 

そのためにも

これまでは

大人達に向かって

きたが、

もっと子ども達に

直接何かを

する必要は

ないだろうか?

 

そんな問いが

浮かぶように

なった。

 

今は何も

わからないが。

 

・・・・・・

 

ところで。

 

先日、

私のビジネスパートナーと

ミーティングを

しているときに、

 

これまで何度も

問われ続けていた

質問を

また受けた。

 

「たけうちさんは

何のために

企業のサポートに

向かっているのですか?」

 

ふと。

 

これまでとは

まったく

別視点の答えが

浮かんだ。

 

「私は、

若い人達が

真に成長できる

組織を

増やしたいのだ」

 

と。

 

今の多くの組織は、

若い人達の

成長を助長できる

ものには

なっていないのでは

ないか。

 

若い人達は、

我々の世代よりも

間違いなく

「意識の次元」が

高い。

 

という実感が

私にはある。

 

次元の高い

人達が

本来のその人らしく

伸び伸びと

活躍しながら

成長を続ける。

 

それができる

組織は

あまりに少ないのでは

ないか。

 

今の子ども達は

さらに

意識の次元は

高そうだ。

 

そんな彼らは

あまりに低い次元の

今の社会の

空気感の中で、

もうすでに

絶望感を抱いている

のではないか。

心の深奥で。

 

我々の世代が

創った組織のままでは、

恐らく

ダメだ。

 

我々の世代の

発想の範疇で

創られた組織では

恐らく

ダメだ。

 

これまでにない

まったく新しい

組織を

若い人達と共に

創り出していく、

 

もしくは、

若い人達が中心で

創り出すことを

我々の世代が

サポートする。

 

そんな

意識の転換が

必要なのではないか。

 

私は思う。

 

だから。

 

だから。

 

だから・・・。

 

私は強く

思うのだ。

 

今の世の中には

コーチが

必要だ。

 

若者達を、

子ども達を

きちんとサポート

できる、

コーチが

必要だ。

 

つづく