線香花火
というのは
儚いイメージだ。
小さく
燃え上がり、
光り、
そして
すぐに光は
落ちる。
消える。
儚いが、
それは
私達のこの
世の中も
同様。
線香花火の
ような
世界だな、
と
私はよく思う。
悪い意味
で
言っているのでは
ない。
私は、
その
儚さこそが
魅力だと
思うし、
好きだ。
人の心も
儚い。
人の意志も
儚いね。
でも、
そこが
好きだ。
儚いものを
紡ぎ合い、
持続させ
発展させる。
よちよち
歩きでも
なんとか
前に
進もうとする。
命も
すぐに
消えてしまう
(ように見える)。
私は、
この一瞬の
儚い人生と
自分
という人間を
満喫したい。
つづく