人生を
斜に構えている人は
結構多い。
そういう人ほど、
私とは向き合って
くれない。
最初は。
だから
ちょっとずつ
近づいて行く。
本当に
ちょっとずつ。
すると
ある瞬間から、
ほんの一瞬だけ
向き合うことが
できるようになる。
でもその一瞬が
できるようになったら
とても嬉しい。
その後は
向き合える瞬間が
ぐんぐん
増えて行く。
すると
特に私が何も
しなくても、
何も
言わなくても、
斜に構えていた
その人の姿勢が、
嘘のように
消失していく。
人生に対して
素直になる。
真摯になる。
すると
自ら歩き始める。
特に私は
何もしていない。
ただ、
できるところから
少しずつ
「向き合う」
ということをしているだけ。
これが
「向き合う力」
だ。
誰もが
持っている。
・・・・・・
向き合うというのは、
別に
喧嘩をすることでは
ない。
意見を言い合う
わけでもない。
もっと言えば、
言葉を発する必要
すらない。
向き合うというのは
ただ
「向き合う」
だけだ。
しかしそれが
できない。
ほとんどの人が
できていない。
形だけは
向き合ってはいるが、
本質は全然
向き合っていない
ケースが多い。
「向き合う」
とは、
意識を完全に相手に
向けることだ。
ちょっと大袈裟に
言えば、
「相手に委ねる」
ことだ。
これがお互いに
できるようになると、
その二人のコミュニケーションは
劇的に変化する。
居心地の良いものと
なるし、
創造的になる。
もし、
組織のすべての人が
その状態になれたら、
それはもう
凄いことになる。
・・・・・・
向き合うことに
慣れてほしいな。
誰とでも
向き合ってみて
ほしいな。
景色が変わるから。
人生が
変わるから。
もし人と向き合うのが
怖い場合は、
最初は
「物」と向き合って
みよう。
例えば、
いつも自分が
使用している鞄とか。
意識を完全に
鞄に向け、
鞄に自分を
委ねるんだ。
わかるかな?
いろいろなものに
やってみるといい。
・・・・・・
向き合わないことで
起きている問題は
非常に多い。
逆に言えば、
向き合うだけで
解決することも
非常に多い。
だから私はまずは、
向き合う状態を
創るサポートをする。
それだけで
多くの問題は
片付いていくが、
それでも片付かない
問題は
その後に、
みんなで向き合いながら
対策を考え
一歩ずつ解決する。
これが私のサポートの
常套手段だ。
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もし人生を
好転させたければ、
人と向き合う
ことだ。
一人一人と
丁寧に
向き合っていく。
これなくして
本質的な好転は
ない。
つづく