人はあえて
霧の中に
迷い込むことが
ある。
迷い込むこと自体は
苦しいことだが、
しかし
それをしなければ
手に入らないものも
ある。
それがわかっている
から、
私達は無意識的に
かつ意図的に
霧の中に
迷い込む。
自覚していたか
どうかは
別として、
あなたも
しばらく
霧の中にいたはずだ。
大事な何かが
わからなく
なっていたはずだ。
そして
あなたはそこから
今、
出ようとしている。
もしくは、
すでに出られたかも
しれない。
そこで
問おう。
「あなたが見えなく
なっていたものは何?」
そして
「それを経て、
あなたは改めて
何を発見した?」
真摯に
自分自身に
問うてみよう。
つづく