されどノウハウ たかがノウハウ

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ジーッと

客観的に自分を

見つめ続ける

一日が

あってもいい。

 

いつもの自分の

目線とは

まったく異なる目線を

 

一日中

 

持ってみるのだ。

 

例えば、

頭上10mくらい上から

自分を

見降ろし続けてみる

とか。

 

面白いのは

背後、3mくらいから

自分を観察し続ける

とか。

これなんかは私は

しょっちゅうやっている。

 

すると、私の場合、

 

自分がどんな瞬間に

どの人から

どのようなストレスを

受け取り、

 

そして

自分の心と

その人の心(エンティティ)が

どのように混濁し、

 

それがどのように

分離し、

 

どのように影響し合うのか、

とか

 

自分がそれらのうちの

余分なストレス達を

どのように浄化し

 

その浄化の過程で

どのような気づきを

得ているのか、

とか

 

まるで他人を

観察しているかのように

手に取るように

わかったりする。

 

そしてそれ自体が

また

次の気づきとなり、

 

私の場合は

それが人や組織のサポートの

新たなノウハウ開発に

直結したりする。

 

私のコーチング技術の

ほとんどは、

教わったものではなく

現場で気づいたものだ。

 

「気づいた」と言っても

もちろん私一人の

力ではなく、

 

現場で向き合う多くの

皆さんとの協業だ。

 

共に発見し

共に実践する

中で

確立したノウハウ達。

 

しかしそれを生み出せる

のは、

上記の客観性による。

 

いかに客観的に

 

「自分から離れて」

 

自分を観察できるか

によるのだ。

 

と同時に

客観性だけでも

ダメだ。

 

そこに

主観性も加味され、

 

客観と主観

 

のコラボによって

新たなノウハウは

開発される。

 

これができれば

新たなノウハウというのは

ほぼ毎日

開発される。

 

逆に言えば、

ノウハウというのは

その程度のものだ。

 

世の中には

ノウハウ本が山ほど

あるが、

 

本になっている時点で

それはもう古い、

私はいつも思っている。

 

ノウハウは日々

進化し続けるし、

 

逆に

進化しないノウハウ

であれば、

それは必要ない

ということだ。

 

机上の空論

ということだ。

 

実は、

以上のことはこれまで

私はあんまり

人に語ったことはなかった。

 

そうは言っても

「ノウハウの基礎」

は大事だし、

 

すべての「ノウハウの根底」

に流れる本質は

あるから、

それを学ぶこともまた

本当に大事だから。

 

しかし最近は

次のように考えるように

なった。

 

ノウハウそのものを

教えることも大事だが、

 

ノウハウを

その人自らが

現場の中で生み出せる力を

養うことこそが

大事だ、と。

 

これをやらねば

私は私の意思を

後継できないな、と

気づいたのだ。

 

後継者育成。

 

今の私の

最重要課題の一つだ。

 

つづく

 

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