会話の楽しみ方

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これは単に私の

好みかもしれないが、

 

余分なことのない

会話が

私は好きだ。

 

こう見えて私は

かなりの無口だ。

 

話をするときは

だいたい

聴き手にまわる。

 

恐らく、

こちらから話しかける

ことはほとんどない。

 

あったとしても

それは本当に

「話しかけたい」と

思うからしているのだ。

 

無理に話をし出して

無理に会話を

成り立たせようとする

ことは

まずもってしない。

 

だから

ビジネスパートナー達と

一緒にいる時も、

 

例えば一緒に

電車で移動している

時など、

 

お互いにずっと

無口なままだ。

 

なぜか

私との付き合いが

長くなればなるほど、

みんなも

無口になる。

 

だからずっと

黙ったまま。

 

で、時折、

ふとどちらかが

口を開く。

 

本当に自然に

話したくなったから

口を開いた

という感じ。

 

多くの人は

沈黙というのを

ちょっと嫌がったり

緊張したりするようだが、

 

私はほとんど

苦にしない。

 

むしろその「空白」を

楽しんでいる。

 

人生も仕事も

もしくは

芸術も、

 

空白が大事では

なかろうか。

 

空白を大事にし

空白を楽しむことで

 

味わいが増す。

 

人間関係も

会話も

同様。

 

と私は思っている。

 

人と人が

会う時間。

 

それはその場では

人生を共有している。

 

その時その場でしか

なし得ない会話が

ある。

 

こう書くと

硬くなってしまうが、

 

私達はもっと

自然体でいい。

 

本当に

語りたいことだけを

語ればいい。

 

語りたいことが

なければ、

黙っていればいい。

 

そしてその人との

その場を

 

空気を

 

楽しめばいい。

 

そうしていると

自然にふと

口が開く。

 

それはちょっとした

冗談かも

しれない。

 

意味のない一言

かもしれない。

 

でもその一言は

その時のその場が

自然に

もたらしたもの。

 

意味がある、ないは

別として、

 

そこに発生した

その「存在」を

 

これまた

味わい楽しもう。

 

これが私の

人間関係を大切にする

仕方かな。

 

つづく

 

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